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HPでもこんなシーンがある。
2巻に登場するギルデロイ・ロックハートと言う、ペテン師先生がいる。
その先生が、主人公ハリーの腕の骨折を治す場面があるんだけど…
魔法は失敗。
ハリーはそこの腕の骨が無くなってしまったのだ。
ぐっにゃんぐにゃんになってたよ。
骨が無いからね。
その後は魔法薬で何とか骨を生やしてたけど、薬がすっごい不味いし、治療は辛かったみたい。
私の魔法が何でも出来るスーパーな魔法で、杖を一振りするだけで全てがその通りに出来るなら、こんな不安は無かった。
一度試そうとしたことはあったけど、それは不発に終わった。
治癒の方が普段の魔法の何倍にも難しいみたいだ。
「やってみなきゃ上達しないこともわかってます。でも、体に関わることだから…。
情け無い話、自分の体を実験台にする勇気も無くて。」
リ「私の個性は治癒力を活性化させるものだから、本来その人の持つ力の手助けをしてるに過ぎない。
あんたのは自分で治してやるとなると、そう迂闊に出来ないのが当然さね。」
ここに入って出来ないものが浮彫りになってくのが、苦しくて悔しい…。
それだけ私が未熟だという証なんだけどね。
リ「あんた大きな怪我とか治そうとしなかったかい？」
「え、まぁ言われてみれば…そうです。」
リ「なら話しは早い。小さな傷、それこそ紙で切っただの転んで擦りむいただの、そこから治していくんだね。
治癒するならここで、私の前で。
それなら少しは安心だろう？ある程度なら治癒出来るさ。」
小さな切り傷程度なら、私が負っても怖くない。
それにリカバリーガールがついててくれるなら、私も練習出来るかも。
そう意気込み始めた私は、ガラッと扉の開く音とともに現れた人物を見て、鎮火してしまった。
そこにはややお怒りな相澤先生がいた。
相「…眞塚、お前SHRはどうした。怪我した、って感じじゃなさそうだな？」
リ「私が捕まえてたんだよ。ところで丁度いいところに来たね、あんた確か腕に怪我負って無かったかい？」
相「これは治さなくてもいいと…」
リ「この子の練習台になっておやりよ。」
ちょーっと待ってぇ⁉
上手くいかない治癒で不安でドキドキなのに、相澤先生にやるとか心臓爆発しちゃう！
先生もあぁ、それなら。みたいな顔して腕差し出してこないでよ！
ぎゃー！生腕ー‼
ヒョロイかと思いきやガッチリしてる！
マジやめて、直視出来ない集中出来ない‼
心臓がいくつあっても足りない。
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悠吏(プロフ) - めっちゃ面白いです(*´ω｀*)でも1つ……1回戦開始のマイクのセリフでアカンとこで改行されててちょっとわろたww (2018年11月7日 2時) (
レス) id: b245c2163f (このIDを非表示/違反報告)
ゆなん19(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます！すごく励みになりました。更新頑張ります！ (2018年8月28日 19時) (レス) id: eb3ba049ce (このIDを非表示/違反報告)
みー - 相澤先生が猫になった夢主を撫でるの和みました …さすがテクニシャンwww！ すごく面白いです。これからも更新頑張ってください！ (2018年8月27日 23時) (レス) id: 163146930c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆなん19 | 作成日時：2018年8月16日 3時
