チーム決定 ページ40
？「なあ、まだ決まってないなら俺と組もうよ。」
1度目ましては大胆不敵な宣戦布告。
2度目ましては偶然の遭遇。
3度目ましては…
?「は⁉え、ちょ…」
「やっぱり良い人じゃんか〜！布告の人〜‼」
何時ぞやの時のように、ドパーと涙が出た。
すっごく心細かったんだよ！
周囲はどんどん決めてくから焦ってくし、近づくと避けられるし、出久くん見たらなんかもう決まってそうだし。
布告の人は気まずそうに頬を掻くと、視線を逸らした。
心「布告の人って…、心操。心操人使だ。
というか泣き止めよ、俺が泣かしたみたいだろ。」
「う"、ぐ。」
そう言うと、紳士くんは袖で私の涙を拭ってくれたのでした。
優しい！やっぱりこの人優しい‼
ゴシゴシ拭かれてちょっと痛いけど、優しいよこの人！
どっかの誰かさんとは大違いだよ。
と、その誰かさんに視線をやるとものすっごい睨みを頂きました。
こっわ⁉あそこだけ空気ヤバイ！
「ありがとう紳士くん。私は眞塚Aです、よろしく。ぜひ組ませて下さい！」
心「心操な。」
「あ、で。私の個性は魔法なんだけど…。ちょっと色々あるんだよね。心操くんは？」
そう言うと心操くんは黙った。
お互いに個性知っとかないと、上手く連携とか対策とか取れないと思ったんだけど…。
やっぱり個性でなんかあったのかな。
「言い辛いなら、別に。誘ってくれたし、私の個性についてはちゃんと話すよ？」
心「いや、別に大丈夫だ。俺の個性は"洗脳"。
俺の問いかけに答えた奴は洗脳される。」
「へーえ、すごいじゃん！チート？」
心「……普通に受け答えするんだな。」
「ん？…あ！あぁ、でも別に今普通だよね？」
心「俺にその気がなければ、受け答えしても洗脳されないよ。」
「便利ー！やっぱりめちゃくちゃすごいじゃん！この勝負もらったね‼頑張ろう心操くん‼…て、心操くん頼みになっちゃいそうだね、ごめん。」
心「…いや。」
そう言うと何か言いたそうにしていたけど、15分が経ってしまい話しは終わってしまった。
心操くんに呼ばれてついて行くと、同じクラスの尾白くんとB組の人がいた。
反応がおかしいので、心操くんの洗脳にかかっている状態とはこの事らしい。
心「最後に逆転する。だから、お前の205Pもすぐに奪われるけど…」
「大丈夫！心操くんを信じるよ‼」
ニッと笑うと、初めて心操くんが笑ってくれた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 163人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
悠吏(プロフ) - めっちゃ面白いです(*´ω｀*)でも1つ……1回戦開始のマイクのセリフでアカンとこで改行されててちょっとわろたww (2018年11月7日 2時) (
レス) id: b245c2163f (このIDを非表示/違反報告)
ゆなん19(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます！すごく励みになりました。更新頑張ります！ (2018年8月28日 19時) (レス) id: eb3ba049ce (このIDを非表示/違反報告)
みー - 相澤先生が猫になった夢主を撫でるの和みました …さすがテクニシャンwww！ すごく面白いです。これからも更新頑張ってください！ (2018年8月27日 23時) (レス) id: 163146930c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆなん19 | 作成日時：2018年8月16日 3時
