49話 ページ8
マルコside
オヤジに、
｢スカイは暴れたくてうずうずしているだろう
だがエースが近くにいるから何も出来ない
スカイには海賊王、そしてエースがその血筋だと話してある
ロジャーの戦い方も全部だ
絶対に退く気がないと分かれば
必ず覇王色を使いエースを気絶させる
だから気絶したエースを回収にしに行ってこい｣
そう言われスカイの所まで来た
この鳥肌が立つ感じ…オヤジの言った通りだよい…
スカイが覇王色でエースを気絶させた
赤犬が黙ってないだろうと見渡せば
スカイのドラゴンの手によって押さえつけられているのを見つけた
エースを守るためになのか
それとも楽しんでいるのかは分からない
前者であって欲しい、そう思いながら俺は
マルコ｢エースを回収しに来たよい…スカイ、無理はすんなよ？｣
と言い、エースを背中に乗せつつスカイを撫でた
スカイからの返事はない
怒っているから聞こえないのか？
…とりあえず船に向かう
離れてすぐに後ろが騒がしくなった
だが振り向きはしない
今俺の背中にはエースがいる
本当は一緒に帰りたかった…
そんな気持ちを抑えエースを船医渡し俺も軽く治療してもらう
あらかた終わり海軍本部を見る
そこには俺たちに攻撃がこないように防ぎながら
役職を持たない下級海兵と中将や大将
そして、英雄や元帥に攻撃されているスカイの姿
見てられない
助けたい
そう思ったが暴走状態のスカイがいるところに行けば
スカイは全力を出せず
俺を守りながら戦うことになる
つまり、傷が増えてしまう
白ひげ｢スカイ…｣
オヤジも心配している
俺ももちろん心配だ
いや、俺やオヤジだけじゃない
スカイは白ひげ海賊団のみんなや傘下の海賊からも好かれている
みんな、心配している
必ず…帰ってきてくれ…
俺たちはずっとスカイの帰りを待っているからねい
この時の俺は知らなかった
いや、俺だけじゃない
オヤジや家族、傘下のみんなも思わなかっただろう
数日後の新聞にスクープだと言わんばかりに大きく
書かれた字に絶望する事を＿＿＿＿＿＿＿＿______
元海軍大将 黒龍
元帥や英雄、そして七武海によって
両手足、翼などを負傷
そのまま何処かへ飛んで逃走
未だに詳細掴めず
傷の具合からしてﾀﾋんだ可能性が高いとの事
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作者名：きゅうり大好きカッパッパ | 作成日時：2019年7月12日 13時
