幻の海軍大将2【ONE PIECE】 (ページ7)

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48話ページ7

センゴクside

嘘だと思いたかった

サカズキでさえも手も足も出ず

傷すら付けられない

むしろあいつはサカズキで遊んでいるかのように

楽しそうに暴れている

こうしている隙にも火拳や麦わら、白ひげを乗せた船がマリンフォードから離れていく

船に攻撃しようとしてもあいつによって防がれる

シオンは…いやスカイは実力を隠して黒龍として

本部で活動していたとは…

おそらく私が能力を使い挑んだとしても

勝てるとは到底思えんな

センゴク｢ガープ、分かっているな？｣

ガープ｢分かっとるわい…じゃがあいつをどう止めると言うんじゃ…｣

ガープでさえも唖然としている…か

私もどうすればいいか分からない

だが

センゴク｢本部を守るために全力で攻撃するぞ｣

例え止められなかったとしても海兵や本部があるこの島を守り通せば

なんとかなるのでは無いかと考える

鶴｢私も手伝うよ、あの子が悪の道に走らないように止めないといけないからね｣

お鶴さん…

ガープ｢ぶわっはっはっ!お鶴さんもそう思ってたんか!!これはわしも全力で行かんとじゃな!!｣

ガープ…お前もか

センゴク｢ﾌｯ｣

さぁ、覚悟を決めろ

海兵｢センゴク元帥、これを｣

センゴク｢あぁ、ありがとう｣

私は海兵が持ってきたでんでん虫を手に取り

息を吸いこう言った

｢海兵達よ！！よく聞け！！

海賊共には逃げられてしまった

だが、今は奴らを追うことよりも

本部を守ることに徹底しろ！！

そして元海軍大将黒龍を…

全力で攻撃し撃退せよ！！！！｣

この島は…この場は絶対に守ってみせる

正義の名にかけて、必ず！