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放課後、
「帰ろうぜ」
っていつもみたいに誘われたけど
「ごめん。今日は用事だから」
って断った。
ほんとに申し訳ないな。
人が少なくなり始めた頃、教室を出た。
校門には見慣れた背中がぽつんとあった。
「ごめんっ。待った？」
「あ、大丈夫。行こ行こ」
「えっ？智くんっ？」
手首を引っ張って連れてかれたのは
智くんの家..？
「入ってー」
「お邪魔します..」
智くんって一人暮らしだったんだ。
中に入ると描きかけの絵が置いてあったりして、
不思議な感覚になった。
「汚いけどいいや。ココ座って？」
指指されたのは智くんの正面のソファ。
そこに座ると智くんも腰を下ろした。
「昨日、ほんとに大丈夫だったの？」
「うん。泣いてたんだけど、翔くんが普通に接してくれたから
なんかあんまり気にしなくても良かった」
「..Aちゃんはさ、翔の事どう思ってんの？」
どうおもってる..？
分かんない、分かんないけど..。
和くんとこういうところが違うんだな、
って比較しちゃったり。
翔くんの笑った顔がみたい。
って思っちゃう。
「分かんないけど、..一番最初に浮かぶのは
彼氏の和くんじゃなくて、お兄ちゃんの翔くんの事..」
自分で言っときながら辛くなった。
和くんをちゃんと見てないんだなって罪悪感で押し潰されそうになった。
「はぁ、もういい加減気付きなよ。
Aちゃん、翔の事好きなんでしょ？」
智くんから発された言葉は絶対に頭から離れないなって思った。
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たんぱっちょ - ぱるまこさん» 有り難うございます！応援していただいてほんとに嬉しいです！！ (2014年9月26日 16時) (
レス) id: e295f270f7 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるまこ - たんぱっちょさん、ついに完結おめでとうございます♪新しい小説も読ませていただきますね！ (2014年9月25日 21時) (レス) id: 0577db999f (このIDを非表示/違反報告)
たんぱっちょ - 櫻宮 嵐さん» 有り難うございます！これからも宜しくお願い致します<(_ _)> (2014年9月25日 20時) (レス) id: e295f270f7 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 嵐 - 完結、おめでとうございます!!面白かったですつ次の作品も読みますね( v^-゜)♪ (2014年9月25日 20時) (レス) id: c5ccbe04e2 (このIDを非表示/違反報告)
たんぱっちょ - 櫻宮 嵐さん» 確かにそうですね(笑)！ライブツアーとか見ててもしみじみと思います。 (2014年9月13日 19時) (レス) id: e295f270f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たんぱっちょ | 作成日時：2014年8月1日 16時
