Travel.69 ページ33
コゲ「あ、えーとね……俺はちょっとした能力みたいなの持ってるんだよ。俺は実際にあるモノでイメージしたモノを呼び出したり作り出したりする能力があるんだよね」
莉犬「そうなんですか？」
コゲ「うん。君はあれかな、五感が敏感」
莉犬「……確かに」
96猫「あと莉犬君可愛いからボーナスで！」
そう言って96猫さんは指を鳴らすと、
96猫「じゃお値段！3800円になりまーすっ」
と言ってニヤニヤした。
莉犬「……？」
首を傾げた俺に、コゲ犬さんが
コゲ「あいつの言ってる意味、多分うらた君が解らせてくれるよ」
と教えてくれた。
莉犬「……はい」
96コ「「ありがとうございましたー！」」
店を後にすると、そんな元気のいい声が後ろから飛んできた。
うら「……こっち来て」
すると突然急に路地裏に連れていかれ、壁に押し付けられた。
莉犬「……?!うらた……っ?!」
そして首筋に顔を埋められて深くキスをされた。
莉犬「いっ……」
チクリとした痛みに驚き彼を見つめる。
うら「……コゲと仲良くし過ぎ」
耳元でそう言われて抱き締められる。
莉犬「っ……」
当然聴覚がいい俺は耳がぞわぞわした。
うら「…ねぇ、ホントに俺の事好き？」
あの怪しい目で見つめられてこくんと頷くと、
うら「じゃあ俺から離れないで」
そう言われた。
莉犬「……はい」
つい敬語になってしまって視線を逸らすと唇に何かが触れた。
莉犬「……ッ?!」
そして、何かが口内を荒らす。
莉犬「んっ……ふ、うっ…らた……?!」
何をされてるか理解するのに数秒かかって目を見開いた。
＿＿キス、されてる…しかもディープ…
突然の事に呼吸の仕方を忘れて乱暴に口内を荒らし器用に自分の舌を絡めとるうらたに何も出来なかった。
うら「……かーわいっ」
唇を離されてうらたから言われた第一声はそれだった。
うら「必死に息吸おうとしてさ……時々俺の舌吸ってきてんの気付いてる？」
莉犬「……〜っ///」
一気に赤面して俯く。でもそんな事を彼が許してくれる筈がなかった。
うら「……まだ足りない」
莉犬「待ってうらた…」
うら「お前に拒否権なんてあると思ってんの？」
莉犬「違う、そうじゃなくてっ」
96猫さん、ありがとう。そう心の中で感謝して、
莉犬「指…俺とうらたの。…見て」
彼と自分の指を絡め、彼の眼前に持って行く。
うら「……！」
お互いの薬指に、お揃いの指輪が嵌められていた。
Travel.70 ※ヤンデレシーン注意！→←Travel.68
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つぎつぐ(プロフ) - NANAさん» よくわけわかんなくなってバカみたいな顔して硬直してます…← (2018年8月20日 20時) (
レス) id: 20b40add25 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - つぎつぐさん» ただあれ間奏の時にリズムとテンポがズレやすいですよね……(苦笑)(頑張って親友に仕掛けますwww) (2018年8月13日 20時) (レス) id: a68c506ccf (このIDを非表示/違反報告)
つぎつぐ(プロフ) - NANAさん» 猫ふんじゃったは独学で気合で覚えました！！w（頑張ってください！！←） (2018年8月13日 13時) (レス) id: 20b40add25 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 緒音*おのんさん» 猫ふんじゃった弾けるだけ凄いです。最初弾けなかったので……(確かに！よっしゃやったろっ←) (2018年8月12日 12時) (レス) id: a68c506ccf (このIDを非表示/違反報告)
緒音*おのん(プロフ) - NANAさん» サックスもですか！楽器ができるのってものすごくうらやましいです...！わたしなんかピアノで猫ふんじゃったが弾けるくらいですよww（コーラっぽくしたらできそうですね！！←） (2018年8月12日 11時) (レス) id: 1a98ce6b98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NANA | 作者ホームページ：
作成日時：2018年3月5日 9時
