愛される日々 ページ3
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幼い時からにぃにの事が大好きで、目標にしていた。こんな風に勉強が出来る人になりたい。お仕事も頑張ってる人になりたい。
でもAにはそれが難しかった。どっちかの事しか上手く出来ない。いや、上手くない。とにかく自分に自身が無くて｢なんでグループに女がいるんだ｣っていう言葉にも挫けそうな日々が続いた時に救ってくれたのは、やっぱりにぃにだった。
｢AにはAの良さがあるよ。そりゃ勉強も仕事も上手に出来たら言うことないけどさ、Aには持ち前の明るさと笑顔があるじゃん。こんなに皆から愛されてる人、A以外に知らないよ｣
そう言ってくれたおかげで変わることが出来た。
＊
｢おはよう〜｣
佐｢A！おはよう！来いっ！｣
｢さっくん！｣
佐｢おっしゃ〜、可愛いなぁほんと｣
＊
渡｢A、顔貸して｣
｢えっ、言い方怖すぎなんですけど！｣
深｢俺にも顔貸して！｣
｢ふっかさんはダメ｣
深｢何でだよ！｣
＊
岩｢はい！あと二回！｣
｢もう無理……うぅ……｣
ラ｢頑張れ！顔上げた先に舘さんがいるって考えて！｣
目｢ほら！Aこっち！｣
｢本物呼んできてよ……！｣
＊
向｢Aちゃんお疲れ様……｣
｢康二くん……褒めて……腹筋30回できたんだよ……｣
向｢偉い。ほんま偉い。お菓子あげよな｣
｢ダメだよ！甘やかさないで！｣
向｢ストイックすぎるて！｣
＊
阿｢A燃え尽きてるところ悪いんだけどちょっと問題出してもらっていい？｣
｢にぃに！？Aめっちゃ疲れてるよ！？見て！ヘトヘトだよ！｣
阿｢あ、そっか……じゃあ寝転んで読んでもいいよ｣
｢ヘトヘトで漢字読めないよ！｣
阿｢ヘトヘトじゃなくても漢字読めてないよ……｣
＊
宮｢あれ、A疲れてる｣
｢涼太くん……！｣
みんな大好き。みんなのことを幸せにしたい。でも、涼太くんはその中でも特別。涼太くんの前ではどんな辛いことも忘れることが出来る。
宮｢今日一緒に帰ろうね｣
｢うんっ！楽しみ。一緒にご飯作ろ？｣
宮｢作ろうね。今日も頑張ろう｣
頭をぽんと撫でてくれて、それだけで幸せな気持ちになれた。
みんなAを大切にしてくれる。だからAもみんなを大切にしたい。そのためだったらなんだって頑張れる。そう思う幸せな毎日。
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p@n@(プロフ) - 美香さん» コメントありがとうございます(^-^)！書き溜めて放出出来るように頑張ります！！お待ち頂けたら嬉しいです〜！ (6月4日 22時) (
レス) id: 82332159e0 (このIDを非表示/違反報告)
美香(プロフ) - このお話面白かったです！もし時間などありましたら、番外編などで良いので子供が大きくなっての話やメンバーの様子など見てみたいです (6月4日 22時) (レス) @page50 id: 3caaff748d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：p@n@
| 作成日時：2023年5月18日 23時
