審査 ページ14
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家の更新時期が近付いてきたから、いっその事引越そうかなと思って良い感じの物件を見つけた。涼太くんとにぃにん家から近いしここしかない！と決めた神物件。内見も済ませて、何なら今の家の退去申請もしてる。審査も通ること間違いなしだと思っていた。
阿｢A、電話鳴ってるよ｣
｢はーい、誰だろう？あ、物件の人だ｣
岩｢不動産屋な｣
｢そうそれ！もしもし、阿部です。お世話になってます｣
渡｢ちゃんと挨拶出来んだな｣
しょっぴーの小言に睨みを効かせた。一応大人だもん。ちゃんとしなきゃいけないときはちゃんとできる。
｢阿部さんすみません。物件の話なんですが……｣
｢あ、はい！ありがとうございます！いつから入居出来ますか？｣
｢それが審査が通らなかったんです……｣
｢え？｣
審査が通らないことなんてあるの！？通る気満々でいたんだけど！？声色が変わったことでみんながどうした？と集まってきた。
｢ちょ、ちょっと検討します……すみません……｣
阿｢どしたの？｣
｢新しいお家の審査落ちちゃった……あはは……えへへ……｣
渡｢あっはっはっ！マジかよ！ウケんだけど！｣
｢ウケるな！｣
佐｢今の家、退去申請してるんじゃないの？やばいじゃん｣
目｢家なき子になっちゃう｣
深｢やばいじゃん！俺ん家おいでよ｣
｢えー……ほんとどうしよう……｣
頭が真っ白になった。大爆笑してるしょっぴーは無視だ。
頭を抱えているあいだに、ふっかと康二が｢どっちの家に住まわせるか争い｣を始めていた。どっちの家にも住みません。
｢立地も日当たりも良くて駅から近いし、にぃにん家も近い優良物件だったんだよ！？なんでだ！？｣
ラ｢あれかな、芸能活動してる人お断りみたいな？｣
｢えー、そんな風に言われてないけどな……｣
向｢Aちゃん、これは運命かもしらんで｣
｢運命？｣
向｢そう。よう考えてみ？Aちゃんが家なき子になるわけないやん｣
宮｢A、俺と一緒に住もう｣
向｢えっ、違うそういうことじゃ……｣
康二は日替わりで誰かの家に泊まればいいと言いたかったらしい。けどすかさず涼太くんが口を挟んでくれた。
宮｢同棲しよう。阿部、いい？｣
阿｢もちろん。家はあるに越したことはないからね｣
岩｢あ、そっちなんだ｣
目｢同棲スタートおめでとうとかじゃないんだ｣
とりあえず家なき子回避出来そうだから良かった。どれだけ条件が良い物件よりも涼太くんがいることのほうが重要だと気付くことが出来た。
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p@n@(プロフ) - 美香さん» コメントありがとうございます(^-^)！書き溜めて放出出来るように頑張ります！！お待ち頂けたら嬉しいです〜！ (6月4日 22時) (
レス) id: 82332159e0 (このIDを非表示/違反報告)
美香(プロフ) - このお話面白かったです！もし時間などありましたら、番外編などで良いので子供が大きくなっての話やメンバーの様子など見てみたいです (6月4日 22時) (レス) @page50 id: 3caaff748d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：p@n@
| 作成日時：2023年5月18日 23時
