神様説明してください ページ2
、
ゆっくり･･･
ゆっくり足を動かした。
声のする方へ歩いてく。
近づいて分かった。
盧笙「や、やめろ、簓････」
(躑躅森さん？････と白膠木さん？)
"千鳥格子柄のスーツ"と"オオサカにいるはずの二人"
この二人のキーワードを合わせるだけで扉は開いた。
ここはあのお笑い芸人の自宅だ。
でも、躑躅森さんは、どうして白膠木さんに押し倒されているの？
まるで、
───襲われているみたい。
乾いた喉をゴクンと鳴らした。
盧笙「え？ナミ？」
簓「えっ！？」
『あ･･･(気づかれた)』
音を立てなかった床はギシッとようやく普段の音色を引き出し、私の居場所を彼らに教えた。
白膠木さんは私を見つけるとより一層、表情を洋々たるものにさせた。
簓「ナミ〜、なんでここにいるん？
まっ、そんなんどーでもええけど！」
パッと私が登場しても平然としていた。ふつーはおかしいと思うはずなのに。
盧笙「ナミ！簓から逃げろ！！」
床に押されていた躑躅森さんは口を大きく開けて怒声を広げた
盧笙「ナミ！逃げろ!！
さっき簓は───
"俺"を"ナミ"と見なして
"やろう"としてきた男だぞ！？」
────は？
口がぽっかり開いた。
躑躅森さんを？やろうと？･･･
意味は私でも分かる。でも、その魂胆が理解できない。
男なのに？犯 そうとしたわけ？
簓「ナミちゃんに一週間も会えなかったんや。そりゃあ･･･
いろいろと溜まるもんやろ？
だからろしょーをナミにして、やろうとしたねん。
、
─────けど、
やっぱ本物がええなぁ〜」
彼は躑躅森さんのワイシャツから手を離すと、私を軸にしてこちらを正面にした。
本物は"私"
被害者は躑躅森さん
本当に襲おうとしている相手は"私"なんだ───
ﾄﾞｸﾄﾞｸﾄﾞｸ
簓「会いたかったよ、ナミちゃん」
ﾄﾞｸﾄﾞｸﾄﾞｸ
この人は狂っている─────
(やだ、近づいてこ、な、い、で、)
考えている暇なんてなかった
足を存分に動かした。
被害者である躑躅森さんの手を掴み、近くにあった洗面所へ閉じ籠った。
鍵をしっかりかけ白膠木さんが入ってこないようにする。
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海凛(プロフ) - ヤンデレ最高ですっ！！！更新、気長に待ってますね！頑張って下さい！ (2021年11月5日 0時) (
レス) @page44 id: 486e41b9fc (このIDを非表示/違反報告)
ジャムったチャカ - ヤンデレ最高っス、これからも応援します！！ (2021年8月22日 5時) (レス) id: f413eaa44e (このIDを非表示/違反報告)
リムタ - コメ失礼します！ヤンデレ良いですよね…。頑張ってくださいね！ (2021年8月21日 13時) (レス) id: a77b426d03 (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - ななさん» きゃっ、初コメだ！ありがとうございます！亀更新ですが、がんばります！ (2021年8月19日 15時) (レス) id: 617d92d894 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 更新ありがとうございます！いつも楽しく拝見させてもらっています。これからも頑張ってください！ (2021年8月15日 18時) (レス) id: 13fb35f6a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真灯
| 作成日時：2021年7月24日 20時
