【ヒプノシスマイク】彼の対処法7

夢主ちゃんが幻太郎みたいな(害の無い)軽い嘘を吐く人だったら【リクエスト】 ページ6

【碧棺左馬刻】

最近、彼の機嫌がとっても悪いです。お呼ばれされると「そこに正座しろ」と。

「これから俺様の前で"嘘"は禁句だ。言うたびにカウントして、10たまったらその口を本当に奪うからな？」

わかったか？とアゴに指を当てられます。だから真顔で『え、やだ』と答えました。

「否定はなしだ」

『違います。私、ふつーに左馬刻さんとキスしたいんです』

「え？」

『なんて嘘ですよ』

「チッ･･･ワンカウントだ」

『ふむ。あと9回嘘つけばいいんだね』

「お前････」

ギロッと睨んできたと思いきや、「俺様とキスしたくないくせに」と口を尖らせました。

『左馬刻さんのキス、激しいから嫌いじゃないですよ？』

「は？激しいのが嫌いじゃないのか？」

『うん好き』

「マジかよ///」

『･･･ま、嘘だけど』

「おまっ･･･ぜんっぜん！反省してねぇな！！」



【入間銃兎】

「それも嘘と」

『はい』

「ではいったい何が本当なんですか？」

彼と一緒にケーキを買いに来ました。夢主ちゃんの好物を聞いてくる彼ですが、夢主ちゃんは嘘に嘘をついて自分の好物を隠します。

「モンブランにしますか？」

『栗は好きじゃないです』

「この前食べていたでしょう」

『どちらかというと苺が食べたいです』

「さっきは嫌と言ったでしょう」

『はい、言いました』

このやり取りが何度も続き、彼は頭を悩ませます。

「仕方ありませんね。全種類買いますか」

『あ、そう言われるとケーキ食べたくなくなりました』

お金を使ってほしくないと遠慮しているつもりなのですが、

「全部で」



【毒島メイソン理鶯】

「ナミも元軍人だったのか？」

次のターゲットは理鶯さん。自分は元陸軍だということを告げると興味津々な顔をします。

「なるほど。ナミが軍人だったとは知らなかったぞ。しかし、度々見かけるあの怪力の正体がわかった」

彼が納得したところで『嘘ですよ』と。

「は？」

私の生まれは言の葉党です、と伝えれば、彼の目がキョトンと丸くなり

「では、さっきまでのは･･･」

『嘘です』

「なるほど。小官を騙したのだな」

だんだんと目の色が怖くなっていきます。

しまいには押し倒されてしまいました。

「軍人を騙すとは悪い子だ」

彼のお仕置き(ヤバい)を受けたあと嘘はほどほどにしようとオモイマシタ。



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