【ヒプノシスマイク】彼か貴女の対処法12

恥すて弾けろ【ハロウィンナイト！】〜一触即発！シブヤスクランブル ページ38

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一郎「トリックオアトリート！」

「ほら、ナミも言ってみろよ」


『………なぜ？』




お店の窓ガラス(マジックミラー)に向かって、なぜだかハロウィンの呪文を唱える一郎さん




一郎「言ったらお菓子もらえるぜ？」


『別にいらないです……』


一郎「でも、イタズラされちまうぞ？」

「俺ならやっちゃうけど……」




と意地悪な顔をしてきたので、仕方なく……



『Trick or Treat』


と言い放ちました





一郎「発音いい……」

「(ついでに言うと無意識で出てる手が可愛い////)」


『？』


一郎「うう“ん」


「んじゃあ！本番！あそこのピエロお菓子配ってるみたいだぜ！一緒にもらい行くぞ！」





まさか、さっきのが練習だったとは……

一郎さんに連れられ、道路の真ん中にいるピエロのまえに立たされる

「せーの、で言うんだからな」とアイズの出だしを承知するしかない。ふたりはそろってオオカミのポーズをすると






一郎「せーのっ！」






「『トリック・オア・トリート！』」






お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ！と言い放った





一郎「へぇ！俺たち息ピッタリだな！」


「やっぱ長いこと一緒にいただけあんな！」





そんなことを彼が言うから、ピエロさんが「ラブラブなカップルにはお菓子たくさんプレゼント！」と勘違いするのだ






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