【ヒプノシスマイク】彼か貴女の対処法12

夢主ちゃんがピアスを開けるのを怖がっていたら ページ12

手には瞬間ピアッサーが……



【山田一郎】
「待て待て待て！」
自 殺する風にピアッサーを耳に当てたら驚愕した顔で止められました
「深呼吸しろ。俺が開けてやっから」
真剣な顔をする彼にピアッサーを持ってかれます
「(ナミが痛くないようにゆっくり……。)」
顔色を伺いながら開けてくれた彼。なので痛くなかったです
「よく頑張ったな！えらいぞ！////」


【山田二郎】
「あれ？寒いの？膝掛け持ってこようか？」
ガクガク震えていたら寒いのかと勘違いされます
「え？ピアス？開けんの……？」
それに気づいたら気づいたで
「病院で開けたほうがいいって！！」
必死に肩を揺らされます。
「俺がおぶってくから!!!」
本当に必死です。
「(ナミちゃんのこと心配なんだもん!!!)」


【山田三郎】
「震えてますけど大丈夫ですか？」
怖がっている夢主ちゃんに駆け寄り、手を握ってくれました
「もしアレだったら病院に行きましょう？……え？自分で開けたい？ でも……僕、心配です。もし、失敗なんてしたら……」
とだんだん眉を下げていく彼に『やっぱり病院行くね』と告げると
「よかった！……あ！ピアスをつけたら一番に僕に見せてくださいよ？////」


【碧棺左馬刻】
ビクビク震えていると突然後ろから
「ナミ、目ぇつぶれ」
と手を握られました。従うように目をつぶると……
「もう開いたぞ……」
耳の後ろから“チュッ“とリップ音が聞こえました
「ったく、こんなのでビビってんじゃねーよ」
「でも……震えてるナミチャンも悪くなかったなぁ？」


【入間銃兎】
「ナミ、泣いてません？そんなに怖いのか？」
ぶわぁと目に涙をためている夢主ちゃんの頭をよしよしと撫でます。
「大丈夫だ。たかが、耳に“穴を開ける“ことぐらい……。……ふふっ、すみません。ナミをいじめたかっただけです」
怖さを増やすために強調した彼は、夢主ちゃんを落ち着かせるよう おでこにキスをすると
「じっとして……」
落ち着かせるように手を握り……
そっと耳たぶを開けたのでした。


【毒島メイソン理鶯】
「ナミ、小官に貸してくれないだろうか？」
肩をポンッ、と叩かれました。
「大丈夫だ。小官はこう見えてウサギの皮をすべて剥ぐぐらい器用なのだぞ？」
そう言い、パパッと終わらせた彼。今思えば、最初に肩を叩いてもらったおかげで落ち着けたのかもしれません。




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