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紫乃と名乗る女を外に出してから数日が経っていた。




毎日犯罪が起こるわけでもなく平和で今日は夕方から理鶯のところに行く予定だった。





「……フゥ」





外で煙草を吸って灰を落とす。
周りに人が少なくて落ち着く環境だった。







だが、そんなところだからだろうか…


よくそんなところで、か弱い女性を襲うやつがいるなんて珍しくない。



「……ッ!!________!」





どこかの路地裏から女性の喘ぎのような声が聞こえる。


ハァとため息を1つこぼしそちらに向かった。






「ねーぇー♪お姉さんだめぇ??
紫乃てゃが女のコだから?せっかく女のコ同士も経験してて損はないと思うんだけどぉー」




「アッ…ぅう、……やめ、て……くださ、、」








こっそりと路地裏から覗いて見えたのはこの間豚箱に1日ぶち込んだはずの桃瀬紫乃と可愛らしい成人女性だった。






桃瀬は女性を壁に追いやって耳元で喋って攻めているらしいが女性は必死に逃げようとしても足に力が入らずという状態だった。

これは同性でもセクハラの部類だろう。犯罪だ。





俺は覗くのをやめ姿を見せて2人の間に割って入った。






「Stop Stop!!止めなさい」



「あぁーっ♪うさたんだ!!どぉしたのー?」



止めに入るとすぐに俺に絡んでくる。
この状況を見てこれ以上女性を攻めると犯罪という罪を重くすると考え攻略対象を俺に変えたのだろうか。



桃瀬が俺に話しかけ隙ができた瞬間、女性は逃げた。まぁその判断が正しいだろう。




「あ、逃げちったぁ…
もぉー!!うさたんどーしてくれんのさ!」



ぷぅ、と頬を膨らます桃瀬。
相変わらず家はなく援.交を続けている様子だなこれは。





「お前こそ反省したんじゃなかったのか…」



すると顎に人差し指を当て目線を上に何だっけ?というポーズを作って口を動かした。






「んん?なんか勘違いしてるポ??
紫乃てゃが反省したのはうさたんを誘ったことであって他は一切なーんにも思ってないぴょん♪」




ヘラヘラと口角は上げたままで器用に話す。
視界に入るこいつはどうしようもなくうぜぇ。





「…そーかよ。とりあえずまた署までついてこい。事情聴取だ。」




手をグイっと引っ張ると彼女の体はその方向になんの抵抗もなく傾いた。




「ふふ♪積極的だぁねぇー!なんだか楽しみ??」




顔は一切歪めずこいつは署までついてきた。

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うつ - え……めっちゃ好きですッッ!!応援してますッッ (2021年1月27日 18時) (レス) id: 82deb69528 (このIDを非表示/違反報告)
唯世(プロフ) - 茜さん» 茜さんコメントありがとうございますー!モチベになるので更新頑張れそうです!自信もてるくらいもっと面白くさせるのが目標ですー! (2020年9月23日 0時) (レス) id: 23e9b2d272 (このIDを非表示/違反報告)
- すごい面白いので自信もって頑張ってください(^^) (2020年9月23日 0時) (レス) id: 92fef803c6 (このIDを非表示/違反報告)
唯世(プロフ) - よもぎ蒸しさん» ありがとうございます!そうやっていただけるととても嬉しいです…! (2020年9月22日 22時) (レス) id: 23e9b2d272 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ蒸し - 面白いです。 (2020年9月22日 20時) (レス) id: 30c887b2ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唯世 | 作成日時:2020年8月11日 17時

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