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◎ ページ35
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それからとの数日も
お互い関わることもなく、演奏するだけで
あっという間に合宿最終日。
あっちは、それなりに楽しそうで。
やっすーの提案で最後ぐらい楽しもうよってことで練習を放置して、みんなで海にきた。
バカみたいにはしゃぐモロとながつを見て
俺も無意識のうちに笑ってて。
莉愛 「ねね！萩ちゃん！見て！」
萩谷 「ん？」
莉愛の後ろで、恥ずかしそうにしている遥ちゃん
莉愛 「見て！かわいいでしょ〜〜！どう？！」
なんて遥ちゃんを押し出してくる。
萩谷 「うん。かわいいよ。」
莉愛 「でしょ！でしょ！この水着、私が選んだんだよ〜〜」
なんてドヤ顔する莉愛と、顔を真っ赤にして
照れている遥ちゃん。
遥 「海、入りましょ…？」
断る理由なんて見つからなくて
萩谷 「あ、うん」
ふと、パラソルの方に目をやると
大きなタオルで体を包んでいるAと顕嵐が見えた。
ぼーっとしてると、
ほら！と、遥ちゃんに腕を引っ張られた。
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作者名：きい | 作成日時：2017年7月16日 23時
