◎ ページ11
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まだサークルに来ていない莉愛を待つ間
しばらく諸星くんと
他愛のない話をしていた。
莉愛 「お疲れさまです〜。A遅くなってごめんね…!」
それから何やら、諸星くんや萩谷くんと話し始めた。
へぇ〜、萩谷くんって莉愛の前だと
すごく楽しそうじゃん。
やっぱり、ひとは見た目が100パーセントか
莉愛と自分を比べてみると
顔だって可愛くないしスタイルも良くない。
どちらかと言うと男勝りで、素直じゃなくて
お洒落はすきだけど、ふりふりとかピンクは苦手で、一人行動も大丈夫だし、なにより恋愛経験が少ないし…なんて考えてると、より自分に自信がなくなってしまう。
ここのサークル、なんだかんだいって美男美女しかいないもんなぁ、、と勝手に落ち込んでしまう。
なんだかこの場に居づらくなって
「ごめん。急にバイト入らないといけなくなって…!帰るね?」
と言って、部屋を後にした。
北斗 「あれ?Aじゃん。なに、変な顔して」
「変な顔って…!これが普通の顔!!」
北斗くんにまでそんなことを言われて
ますます落ち込んでしまう。
北斗 「いや、冗談じゃん!なんかあった?」
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作者名:きい | 作成日時:2017年7月16日 23時