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萩谷 「あはははははははは！！！」
「へ？」
萩谷 「お前、男に免疫ないの？ちょっと近寄られただけで、顔真っ赤にしすぎ。タコみたい。面白すぎ。」
「………ほんとに最低。」
悔しくて、恥ずかしくて、絞り出した声。
それでも彼の口は止まらなくて
萩谷 「顕嵐ともなんかあったみたいだけど、勘違いすんなよ？お前みたいな、初心者が珍しくてからかっただけだろうし」
「…わかってるから」
分かってる。
なんでこんなこと萩谷くんに言われないといけないの。
なんか恨まれるようなことした？
「ねえ、ちょっとこっちきて」
萩谷 「なに」
素直に近寄ってくる萩谷くんに
飲みさしのペットボトルの水を
頭からかけてやった。
萩谷 「はっ…？」
「だいっきらい！！絶対見返してやる」
泣いちゃいけないと思い
半泣きで言い捨てた。
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作者名：きい | 作成日時：2017年7月16日 23時
