第83話 本気で(ポッキーside) ページ27
ポッキー「じゃ、また来るわ」
お母さん「うん、Aちゃんもまた来てな〜！」
A「はいぜひ！ありがとうございました！」
妹「またお土産頼むわ」
ポッキー「お前な〜…」
翌日、朝早くに家を出て朝イチの新幹線で東京へ向かうスケジュール。
お父さん「次はいつ帰ってくるんや」
ポッキー「うーん、お盆は難しいし。正月に帰れたら」
お父さん「そうか、気をつけて帰るんやぞ」
ポッキー「うん、ありがとう」
A「ありがとうございましたっ」
Aちゃんがタクシーに乗り込んで、朝の駅へと向かった。
＊
自分の家族に彼女を紹介するのって、すっごい緊張した。
もちろん、彼女の方が緊張していただろうけど。
でもきっと気に入ってもらえたんじゃないかと思う、だって気に入らない人なんかいないって
確信してたんだから。
A「ねぇ、ポッキーくんそういえばさ」
ポッキー「んっ？」
Aちゃんを見つめてたら、急にこっちを見るもんだから、びっくりした。
A「昨日お父さんに呼ばれた時何話してたの？」
それは…
＊
ポッキー「急にどうしたん？何かパソコンとかのこと…？」
お父さん「や、違う」
ポッキー「じゃあ…」
お父さん「Aさん、いい子そうやないか」
ポッキー「え？あぁ…うん」
お父さん「覚悟…あるんか？」
お父さんの言葉に、特に修飾語は無かったけど
何を意味しているかはわかった。
ポッキー「…無くはないけど、まだ自信ないかも」
お父さん「でも今のところは、考えとるんやろ？」
ポッキー「少しは。向こうの気持ちがそこまでなのかもまだわからへんし」
お父さん「後悔せんようにな。いろいろ落ち着いてきたらそっちの方も考えろよ。考えてもいい歳なんだから。」
ポッキー「うん…わかった」
お父さん「次来る時は、その報告待っとるからな笑」
ポッキー「っ…！頑張ります…」
＊
って、こんなこと本人に言えるわけないだろ…
ポッキー「え、あぁ、なんだっけ」
A「妹さんが、お父さんがポッキーくんを呼ぶのは珍しいって言ってたけど…」
ポッキー「…何でもない！」
A「えー、なに？言えないこと？笑」
ポッキー「えっとね、…まだ言えないみたいな」
A「まだ？まだってなに〜！笑」
ポッキー「まあまあ、もうちょっと待ってて」
待ってて、
いつか本気で伝えるから
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桜エビ - はじめて見た夢小説がこの小説でした！更新いくらでも待ちます！頑張ってください!!!!!!! (2021年9月8日 11時) (
レス) id: 31feb9013b (このIDを非表示/違反報告)
なろっこ - はぽはさん...。更新待ってます！頑張ってください！大好きです！ (2020年3月24日 23時) (レス) id: c362d2a458 (このIDを非表示/違反報告)
とかげ - あと、一緒にお風呂みたいなのも見てみたいです！ (2020年3月6日 12時) (レス) id: c362d2a458 (このIDを非表示/違反報告)
とかげ - めっちゃ、良い小説に出会ってしまった！ リクエスト書きますね！えーと、ぽきさんとちょっとした喧嘩みたいなのが見たいです！でもすぐに仲直りするみたいな？お願いします！ (2020年3月5日 17時) (レス) id: c362d2a458 (このIDを非表示/違反報告)
リザー - はぽはさん体調大丈夫ですか？更新待ってますね。 (2019年7月10日 7時) (レス) id: 88c0034d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はぽは | 作成日時：2018年1月29日 23時
