第77話 言われないと分かんない？ ページ21
A「この前だって『真剣に編集してるとこなんか可愛い笑』とかめっちゃからかってたじゃん！」
ポッキー「え？それ本気です〜、Aちゃんが可愛いと思ったから言ったんです〜」
A「ほらまた…！」
ポッキーくんの言葉に動揺して、つい言葉が詰まる。
ポッキー「鈍いな〜、本当に鈍すぎて心配になっちゃうレベル笑」
ポッキー「…他の人は知らんけど、俺が言ってんの全部本気だからね、いつも可愛いよ。」
ゴネる私を
ポッキー「って、いちいち説明しないとダメ？こっちが照れるんやけど笑」
って、まるで小さな子供を扱うかのように頭を撫でた
A「〜〜〜///」
あーー、もうずるいよ
私への扱いがいつも完璧すぎる
それで、ポッキーくんに世話を焼かせている私が恥ずかしくなって
A「(もう、他の実況者さんの動画見るから！)」
関連動画から他の実況者さんの動画へ飛ぼうとした。
A「(はー、ポッキーくんのいる所で本人の動画見るのやめよう…)」
そう思ったとき
ポッキー「やだ」
一時停止が押された。
A「…？」
ポッキー「…だめ」
A「なに…」
今度はさっきとうって変わってポッキーくんが子供みたいな言動をとる。
ポッキー「ほかの実況者さんの動画、見ないで」
A「へ？」
ポッキー「俺の動画だけ見てよ」
そう切なげな表情で言う彼
あれ、嫉妬？
その一直線な瞳に、目が離せない
私のきょとんとした表情にハッと我に返ったポッキーくんは、
ポッキー「あっいや、俺のいる前で他の実況者さんの動画はヤだな〜って言うか…ね、比べられると…」
ポッキー「俺よりもプレーうまい人とか、話が面白い人とか…いっぱいいるし…」
バカだ…
A「あのね、比べる訳ないよ。私は昔から今までも、ポッキーくんを誰かと比べたことなんか無い」
ポッキー「本当？」
A「今でも一番お気に入りの実況者。私の中では横に並ぶ人はいないよ」
A「…って、言わないと分からないの〜？笑」
ポッキー「っふ、真似しないでよ笑」
真剣な表情から一気にほぐれ、またいつもの緩い空気が流れる。
ポッキー「じゃーこれからも俺の動画だけ見ようね」
A「え〜でも他の動画見て勉強しなきゃ…」
ポッキー「ダーメ。俺が一番のお気に入り、なんでしょ？」
ニヤリとポッキーくんが笑った
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桜エビ - はじめて見た夢小説がこの小説でした！更新いくらでも待ちます！頑張ってください!!!!!!! (2021年9月8日 11時) (
レス) id: 31feb9013b (このIDを非表示/違反報告)
なろっこ - はぽはさん...。更新待ってます！頑張ってください！大好きです！ (2020年3月24日 23時) (レス) id: c362d2a458 (このIDを非表示/違反報告)
とかげ - あと、一緒にお風呂みたいなのも見てみたいです！ (2020年3月6日 12時) (レス) id: c362d2a458 (このIDを非表示/違反報告)
とかげ - めっちゃ、良い小説に出会ってしまった！ リクエスト書きますね！えーと、ぽきさんとちょっとした喧嘩みたいなのが見たいです！でもすぐに仲直りするみたいな？お願いします！ (2020年3月5日 17時) (レス) id: c362d2a458 (このIDを非表示/違反報告)
リザー - はぽはさん体調大丈夫ですか？更新待ってますね。 (2019年7月10日 7時) (レス) id: 88c0034d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はぽは | 作成日時：2018年1月29日 23時
