第65話 連れ出して ページ3
今日はポッキーくんのイベントの打ち合わせで事務所に来ています。
担当者「登場の仕方はどうします？派手にやっちゃいます？w」
ポッキー「そうだな〜、どんなのがいいですかねw」
イベントの打ち合わせというものは、そんな堅苦しくなくて結構緩い雰囲気の中やっています。
その方がいろんな案も出やすいから！っていう…
＊
担当者「お疲れ様でした！続きはまた明日。今週は事務所で打ち合わせが多いですけどお気をつけて来てくださいね！」
ポッキー「お疲れ様でした〜」
A「ありがとうございましたお疲れ様でした！」
そう言って小会議室を出ようとすると、
「ちょっと、Aさん」
A「はい？」
「話があるので残って貰えますか？すぐ終わるので」
そう言って私の足を止めたのはイベント部の…確か、市ノ瀬さんだっけ？
A「わかりました、じゃあ…」
私がポッキーくんに目で合図すると
ポッキー「先にオフィス行ってるね」
と、部屋を後にする。
＊
A「話って、もしかしてイベントのサプライズとかですか？」
まあそれにしては私と市ノ瀬さんしかいないから変な気がするけど
市ノ瀬「いや、イベントとは関係のない話ですよ」
A「？」
私はなんだか分からず首を傾ける。
市ノ瀬さんは私よりも少し年上のように見える、割と長身。
面と向かって話したことは無いけど大体のイベントの会議では会ってる気がする。
市ノ瀬「Aさんとポッキーさんって、どんなご関係ですか？」
は…い…？
いきなりなんなのこの人は…？
その0.1秒のあいだに色んなことが頭に駆け巡って、
出た言葉は
A「普通にクリエイターとアシスタントですけど…どうしてですか？」
別に秘密にしようって決めたわけじゃないけど
黙っておいた方が無難な気がする。
市ノ瀬「そうですか？なんかやけに仲良さそうに見えたもので、失礼しました」
そう言って微笑する市ノ瀬さんの心が読めない。
A「まあ…一緒に仕事してもう結構経つので…仲良くさせては頂いてますけど…」
市ノ瀬「じゃあ…僕のお願い聞いてくれます？」
A「じゃあ…ってなんですか…」
市ノ瀬「入社試験の時見かけた時から結構タイプだったんですよ」
A「？」
初めは何のことか分からなかった
市ノ瀬「Aさんが」
市ノ瀬「だから…」
じりじりと詰まる距離
固まる体
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桜エビ - はじめて見た夢小説がこの小説でした！更新いくらでも待ちます！頑張ってください!!!!!!! (2021年9月8日 11時) (
レス) id: 31feb9013b (このIDを非表示/違反報告)
なろっこ - はぽはさん...。更新待ってます！頑張ってください！大好きです！ (2020年3月24日 23時) (レス) id: c362d2a458 (このIDを非表示/違反報告)
とかげ - あと、一緒にお風呂みたいなのも見てみたいです！ (2020年3月6日 12時) (レス) id: c362d2a458 (このIDを非表示/違反報告)
とかげ - めっちゃ、良い小説に出会ってしまった！ リクエスト書きますね！えーと、ぽきさんとちょっとした喧嘩みたいなのが見たいです！でもすぐに仲直りするみたいな？お願いします！ (2020年3月5日 17時) (レス) id: c362d2a458 (このIDを非表示/違反報告)
リザー - はぽはさん体調大丈夫ですか？更新待ってますね。 (2019年7月10日 7時) (レス) id: 88c0034d61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はぽは | 作成日時：2018年1月29日 23時
