[幻想旅団]齎す旅団

中断してごめんなさい ページ2

〜ヒセンside〜


さて、と。残り少ない時間を有効活用しますか！

気分は明るく、重しがなくなったように軽い。そう、私の役目は終わった！！

サクヤ…早くみんなに過去を打ち明けてね？

そして私はスカイのもとへと向かった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「はろはろ〜こんにちは！」

本当の姿で、唐突に幻影旅団のアジトへと現れた私。

「お前は誰だ？」

「ああ、クロロ＝ルシルフルさん初めまして！」

ひとまず挨拶を済ませる。…でもちょっと気まずいところに来ちゃったかもし
れないが、まあ時間がないからしょうがない！


「ネオン＝ノストラードへの報復は応援するよ！あの箱入り娘…俺も、サクヤも
さんざんな目にあったし……あ、でもクラピカ雇われてるかもしれないから気
をつけて」

人は復讐のためなら脅威的な能力を発揮するからなあ……。

「下手すると団長さん死ぬよ？スカイもあまり同士討ちしたくないでしょ？」

いろいろな記憶に基づき、私は発言する。いつも疎ましかったこの記憶の数々
だが、今だけはあってもいいかもしれない。


「あっ！中断してごめんなさい！クロロとスカイ続きどうぞー」

このまま自分の身の上まで話してしまおうと思ったが、中断するには重い話を
してるからなあ〜。

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