衝動の時間 ページ20
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廊下を歩いていると殺せんせーとすれ違う。
「あ、Aさん。荷物は教室に届けておきましたよ。
ついでにあなたのお母様にも挨拶して来ました。」
『あ、ありがとうございます…？』
「お泊り先については黙っておきましたよ。
ヌルフフフ…それでは。」
先生は、私とイトナくんが繋いでいる手をじっと眺めると、ニヤつきながら職員室に入っていった。
あんな変な生物を家に入れるなんて、セキュリティーが緩い気がする。
教室に入ると案の定騒がれる
「え！？なになに！？えっ！！？
と、取り敢えず落ち着こう！！！」
「ついにここまで来ましたか…。」
「いや、茅野が一旦落ち着こうよ…。」
茅野さん竹林くん潮田くん。
…いや、騒いでたのは茅野さんだけだった。
あとから中村さん磯貝くんも合流した。
「あー、違うよそれ…。
ってか、イトナも離してやりなさいよ！Aちゃん困ってるでしょ！」
「うるさい。」
「あれ、付き合ってないの…？
昨日はどうだったの…？」
昨日って…そんなに変な期待されてたのか…。
『な、何もありませんよ…』
「なーんだ。残念…。」
「ほらほら、そんな事より練習するぞ。昨日の分も取り返さないとな。」
そうだ、練習しないと。
じゃあ…
『えっと…、送ってくれてありがとうございました…。』
「…。」
イトナくんはすんなり手を離して教室を出ていく。
さっきまですごく暑く感じた手が一瞬で冷めきる
『…。』
「…？Aちゃん？どうしたの？」
何か…すごくモヤモヤして、変な感じがする
寂しい…のかな。これ
私は気付くと廊下に出て、自分の出る限りの声を出していた
『い、イトナくん…！！』
すると、廊下を歩いていたイトナくんが振り返る
『あ、…。
あの…えっと……』
何故か引き留めたくて声をかけてしまったけど…、
言う言葉が決まっていない。
少し黙っているとイトナくんから私の方に来てくれて、
私の頭に軽く手を載せた。
「…
また月曜日。」
『あ、は、はいっ…
また、月曜日…。』
私がそう返事すると、イトナくんは少し微笑んで、帰っていった。
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瑠璃 - 続きまってます。 (8月3日 1時) (
レス) @page46 id: c299acdaed (このIDを非表示/違反報告)
Runa☻ - 続き気になる……！！！！少しでも良いので続き描いて欲しいです！！！！？お願いしますm(_ _)m！！！ (2022年9月24日 18時) (レス) @page46 id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - 続きが無いのは悲しいです。また続いて欲しいです！(´・ω・｀) (2021年12月31日 9時) (レス) @page46 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
エトワル(プロフ) - 読者の皆様、沢山のコメントありがとうございます！ なかなか返信ができない中、せめてのお詫びとして、リクエストをコメントにて受け付けます！良さげな内容でしたら番外編等の参考にさせて頂きたいです！(全てを取り入れられる訳では無いのでご了承ください;;) (2021年5月30日 1時) (レス) id: 0580717352 (このIDを非表示/違反報告)
ころころ - すっごい今更だけど、面白いのに此処で終わるのはもったいないと思うし私自身続きを作って欲しい所です。 (2020年4月25日 18時) (レス) id: b025342a77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エトワル（元はるる） | 作成日時：2018年7月8日 14時
