嘘の時間 ページ41
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女の子達の拘束から抜け出した後、イトナくんの所に向かった
…どこに行ったんだろう教室を見渡しても見当たらない。
もうちょっとはやく抜け出せてたらよかったな…
校内には居ないみたいだったので校外を探してみる
玄関前、運動場…
中庭…
そこにイトナくんの姿があった
『あ、イトナく…』
なぜか体が動かない。
目の前にはイトナくんとイリーナ先生
何…話してるんだろう…
イトナくんも、イリーナ先生も真剣な表情をしている。
そりゃあ、先生と生徒が話すのは当たり前のことだけど…
少し…モヤモヤする。
この感情が少し気持ち悪くてその場から逃げ出す
それから休み時間が終わるまでは教室には戻らなかった。
少ししたら治ると思ったけど、なぜかモヤモヤが増すばっかりだ。
すぐ隣の席はイトナくんなのに、何の話をしていたのか聞けない。
…というか、聞いたりしたら気持ち悪いって思われるかも
あの時から頭がイトナくんの事ばっかりでパンクしそうだ…
何話してたんだろう…。もしかしたら私には話せない事なのかな…
よくよく思うと私、イトナ君のこと何も知らないな…
当たり前か…。別にみんなが思ってるような関係じゃないし…
胸がズキズキ痛い
授業も周りの声も何も聞こえない。
…イトナくんの事ばっかりだ。
い…おい…
「おい。」
『っ！！？』
肩に何かが当たり体がビクッとはねる
その方向を見ると…
イトナくん…？
私の肩にはイトナくんの手がのっている。
「当たってるぞ」
『当たって…？』
え、な、なに…？
「Aさん？」
殺せんせーが私を呼ぶ
『え…え…？』
「p112から読んで下さいと言っていたのですが
…もしや聞いていませんでしたね？」
『え、あ、す、すみません…！』
ぜ、全然聞こえてなかった…
「あー、Aちゃんイトナ君の事考えてたでしょー」
にやにや顔のセットで中村さんがからかう
『…』
なんか…
『ち、ちがいます…』
少し心地が悪かった
「あ、…え…？」
周りがざわつく
「Aちゃん何かあったのかな…」
「流石にからかい過ぎじゃね…？」
隣に座っているイトナ君の顔が見れなかった…
なんで嘘ついたんだろう…
私の中は気持ち悪い感情でいっぱいだった
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エトワル(プロフ) - 茜８９さん» わわわ、ご連絡助かります…！！そして拝読ありがとうございます！！(^^)初期設定の名前になっていました(;;)変更しましたので引き続きよろしくお願いしますー！！ (2021年6月6日 23時) (
レス) id: 0580717352 (このIDを非表示/違反報告)
茜８９ - コメント失礼します！嘘の時間【イトナside】の時の名前変換が出来ていないような気がするのですが......遼香(？)になっているかと......。 (2021年6月6日 16時) (レス) id: 8347574646 (このIDを非表示/違反報告)
エトワル(プロフ) - むーわさん» まじですか！！嬉しいです〜(*´▽｀*)私も貴方の作品大好きですー(^_−) (2018年7月8日 1時) (レス) id: 2be6beaf2b (このIDを非表示/違反報告)
むーわ(プロフ) - もの凄く面白かったです！！この話を読んでイトナ君にはまってしまいました！！続きを全裸待機しております(`･ ω･´)ゞﾋﾞｼｯ!! (2018年7月7日 19時) (レス) id: 71bba65bf5 (このIDを非表示/違反報告)
あっかんべー(≧▽≦) - イトナめっちゃいい子！イトナだけは不老不死にしたいくらい好き (2018年5月2日 12時) (レス) id: e2bf16ab93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エトワル（元はるる） | 作成日時：2017年9月19日 22時
