９６話 ページ7
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それから霊幻さんが言ったとおり、
お客さんは来なくて、ひたすら沈黙が続くだけだった。
ちなみに霊幻さんはずっと逆さの新聞を読んでいる。
…やっぱり精神的な疲労？
本当に心配だ。
でも、昨日は普通だったよね…？
貴「霊幻さん」
霊「………あー？」
口が半開きだ。
貴「あの、悩みがあるなら聞きますよ。」
霊「……いや、別に。」
一瞬普通に戻った気がする。
なにか怪しい。
…でも霊幻さんは大人だ。
私みたいなクソガキに相談なんて大人としてプライドが許さないはず。
…だから、あんまり聞き出さない方がいいのかもしれない。
…いやだな。近くにいるから余計霊幻さんの事を考えてしまう。
さっきから私は口が半開きな間抜け顔を眺めてばかりだ。
モ「僕に人の心を読む能力があればいいのに…」
モブくん…気にしなくていいのに…
貴「…そんなの無くていいんだよ。
心が分からないからこそ、その人の気持ちを知りたいって思えるんだから。」
モ「Aちゃん…」
霊「そのとおりだな。」
貴「！？」
しゃ、喋った！？
霊「Aもなかなかいい言葉を言うようになったじゃねーか。」
霊幻さんが私に優しい顔で微笑む。
貴「…っ!!」
霊「…ん？
…あれ？」
私はとにかくあの顔に弱い。
微笑みかけてくれた後に、霊幻さんが何やらブツブツ言っていたが、耳に入らなかった。
モ「Aちゃん…。
師匠またおかしくなったみたいだけど…。」
モブくんが言うものだから、見てみると、
霊「…いやいや…んん？」
ついには口が止まらなくなっていた。
私はいつ霊幻さんの悩みを知る事が出来るのだろうか…。
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らいる - 途中泣きながらもきゅんきゅんして最高でした…7年越しですがお疲れ様です💕 (10月18日 0時) (
レス) @page42 id: 1f39df8d7b (このIDを非表示/違反報告)
星蝶 - はるるさん» お疲れ様です！読み終わって、めちゃくちゃキュンキュンしました…！よろしければ、「霊幻さん「を」嫉妬させる」的な内容を書いてくださると嬉しいです！時間があったらで全然構わないので…よろしくお願いします！ (2019年8月2日 16時) (レス) id: 954cc4e88e (このIDを非表示/違反報告)
はるる(プロフ) - はるな@小5さん» ああぁ！コメント返信遅れてすみません！ここだけの話、霊幻さんです笑、わかりづらくてすみませんでした！！ (2016年12月31日 0時) (レス) id: d4ab81152b (このIDを非表示/違反報告)
はるな@小5 - ごめんなさい！リクエストではないのですけどプールの時の口に何かが当たったって言うのは霊幻さんなのかモブ君なのかそれとも違うものか知りたくて…；； (2016年12月26日 8時) (レス) id: 2ab96648a4 (このIDを非表示/違反報告)
はるる(プロフ) - 錆び猫さん» コメントありがとうございます！こちらこそ、待たせてしまい申し訳ございません！急いで更新いたします！ありがとうございます！また別の作品でお会いしましょう！笑笑 (2016年11月6日 22時) (レス) id: d4ab81152b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるる | 作成日時：2016年10月3日 22時
