９９話 ページ15
・
チャイムが鳴り、クラスメートが教室から出て行く。
放課後だ…。どうしよう。
今日も行ったら迷惑だよね…。
…よし。
家に帰ろう。
私は、バックを持って教室から出る。
外に出るとやけに騒がしい。
校門あたりだろうか…？一箇所に謎のスペースがある。
誰か人でもいるのかな…？
「誰あれ…？」
「不審者かな？やけに胡散臭い顔。」
いや、どんな顔なの
少し気になって中を覗く
霊「…。」
生徒たちが避けていた空間に、なぜか霊幻さんがいる。
…え、何。除霊の依頼とか？
中に入ればいいのに。
…さすがに今話しかけたら注目浴びるよね
気づかないふりでもしておこう…。
貴「…。」
そーっと横を通りすぎる。
存在感を極力なくす。
…気づいてないよね？
私は横をちらりと見る。
霊「…。」
いや、めっちゃ見てるよ。
すごく目があってる。
目があったんなら、せめて話しかけてほしいくらいだ。
貴「…。」
私はその場に固まって目を合わせたまま動けずにいた。
霊「…
何してんだよ。」
いや、それは私が聞きたいです。
霊幻さんはそう言うと私に近づく。
周りの生徒からの注目を浴びる。
「え、なに父親？」
「いや、それにしては若いでしょ。」
「じゃあ彼氏？」
「まさかのロリコン？」
このままここにいると、霊幻さんに変な疑いがかかるよ…
貴「あの…場所変えません？」
霊「？
おう。」
そう言うと、霊幻さんは私の後についてきた。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 195人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らいる - 途中泣きながらもきゅんきゅんして最高でした…7年越しですがお疲れ様です💕 (10月18日 0時) (
レス) @page42 id: 1f39df8d7b (このIDを非表示/違反報告)
星蝶 - はるるさん» お疲れ様です！読み終わって、めちゃくちゃキュンキュンしました…！よろしければ、「霊幻さん「を」嫉妬させる」的な内容を書いてくださると嬉しいです！時間があったらで全然構わないので…よろしくお願いします！ (2019年8月2日 16時) (レス) id: 954cc4e88e (このIDを非表示/違反報告)
はるる(プロフ) - はるな@小5さん» ああぁ！コメント返信遅れてすみません！ここだけの話、霊幻さんです笑、わかりづらくてすみませんでした！！ (2016年12月31日 0時) (レス) id: d4ab81152b (このIDを非表示/違反報告)
はるな@小5 - ごめんなさい！リクエストではないのですけどプールの時の口に何かが当たったって言うのは霊幻さんなのかモブ君なのかそれとも違うものか知りたくて…；； (2016年12月26日 8時) (レス) id: 2ab96648a4 (このIDを非表示/違反報告)
はるる(プロフ) - 錆び猫さん» コメントありがとうございます！こちらこそ、待たせてしまい申し訳ございません！急いで更新いたします！ありがとうございます！また別の作品でお会いしましょう！笑笑 (2016年11月6日 22時) (レス) id: d4ab81152b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はるる | 作成日時：2016年10月3日 22時
