三日月宗近 ページ2
鶴丸side
声が出なかった。
信じられなかった。
ずっと、ずっと会いたかった。
A…
なんで気づかなかった
あの人や皆が愛したAを
守ろうと誓ったあの子を
俺はまた救えなかった
助けられなかった…
「くそｯ！！！！」
自分に腹が立つ
「鶴丸さん…！！！！Aが！！！Aが！！！！！！」
鯰尾が取り乱している。
「どうしたのだ。そんなに取り乱して」
三日月が騒ぎを聞きつけたのかいつの間にか現れていた
「憎い男の気配がしたのだが気のせいか…」
「三日月…」
「鶴、どうしたのだ顔が真っ青だぞ。あの人間になんかされたか」
気づいて…ないよな
「三日月さん！！！！あいつが！！！！あいつが来たんだ！！！！」
鯰尾はまだ取り乱している
ここは俺が話した方が良さそうだな＿
「…落ち着け…俺が話す」
「三日月…あいつが来たんだ。俺達の主を奪ったあの男が」
「…なんだと？」
三日月の雰囲気が変わる
「柊、この名前を覚えているだろう？」
「柊…主の旦那の苗字だったな…」
三日月は気がついたのか目を見開きこっちを見る。
「…さっきお前が会った、俺達の主､､､Aなんだ…」
「ま、さか…そんなことが」
「Aな…あの男に連れていかれた。俺達を守って…」
「A…あの男に怯えていたよ…それでわかった。Aは…あの男と子供に乱暴されてるって」
鯰尾が力のない声で言う。
「なんだと…そんなことが…」
三日月は怒りが滲んでいる
「僕達…主も守れなかったのに…Aまで守れなかった！！！！」
鯰尾が怒りを滲ませ、そう叫ぶ
「落ち着け！！！」
山姥切が宥める。
「皆…何を知っているんだ？」
骨喰が俺達に問いかける
この事を知っているのは俺と鯰尾と三日月と一期、乱…
みんなに話しておかないとな…
「俺が話す。皆を呼んでくれ」
三日月が静かに、そう告げた
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花吹雪 流華 - 早く続きを見てみたい‥‥‥‥です！ｷﾗｷﾗ (2021年4月28日 21時) (
レス) id: fd3650f0e7 (このIDを非表示/違反報告)
凛々 - みっ乱ちゃん!( Д ) ﾟ ﾟ (2019年10月17日 13時) (レス) id: 9f94443348 (このIDを非表示/違反報告)
芹空 - 和三盆さん! ストーリー早く進めて下さい (2018年5月27日 10時) (レス) id: 172530cd51 (このIDを非表示/違反報告)
和三盆(プロフ) - 秦愛さん» 本当にそうなんですよね（汗）運動部つらすぎです､､､更新頑張ります！！！ (2018年5月16日 23時) (レス) id: 929b02ed1b (このIDを非表示/違反報告)
和三盆(プロフ) - リディア94さん» 凄く嬉しいです！！！！更新頑張ります！！！ (2018年5月16日 23時) (レス) id: 929b02ed1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和三盆 | 作成日時：2018年3月28日 21時
