チビ2人へ襲撃 ページ14
なんだこのタイトルのネーミングの無さは。
○*・・*○○*・・*○
『んじゃ俺一寸鷗外殿のとこに報告書出してくるから、大人しくしてろよ』
Aは自分の執務室に2人を残しドアを閉めた。
パラララララ………
と外からヘリコプターの様な音が聞こえる中、Aは気にする事無くエレベーターへ乗り込んだ。
『吉川です。黒蜥蜴が向かった任務での怪我人の詳細を記載した報告書を提出しに来ました』
首領室の前に立つ2人の黒服に告げ中へ通されたA
「お疲れ様、吉川君」
『はい、此方が報告書で、』
突如Aの台詞は遮られた。ポートマフィア拠点内に設置された警戒サイレンが鳴り響いた事によって
『!!!な、何だ!』
「吉川君。すぐ外に出るんだ」
『っはい!!』
鷗外の冷徹に低い声を聞き一瞬血の気が引いたAだが、すぐに行動へ移り、自分の執務室へ走った
『中也!!!芥川!!!』
バンッ!!とドアを破壊する勢いで開け放ち2人の安否を確かめようと叫ぶが、中はもぬけの殻だった
「ナツキーーーー!!!」
『!!中也!!何処に、』
「こっちだよヤブ医者」
『!!』
背後から殺気を感じ取り勘で屈むと、頭上のすぐ上をナイフの様な物が通過した
「ぐっ、離せ愚者め!」
「ナツキ、ナツキ!」
3人の男が執務室の外からAを睨んでいた
備え付けの窓は見事に破られていて、ヘリコプターからAの部屋を目掛けて飛び込んだのだろう。大胆にも程がある行動である
『粗方、小さくなって力が半減した2人を攫いに来たってとこだろう』
「まぁな、邪魔するなら殺す」
下品に笑う男達をAはただ冷たく見つめる
『たっく、心配させやがって……中也、芥川。怪我はないか?』
男達など視界に居ないかの様に腰を曲げて2人に笑いかけるAに、男達は頬を引くつかせた
「お、おい近付くな!」
『無事で良かったよ』
「おい聞いているのか!」
『お前等にもしもの事があったら俺は、俺は』
「ナツキ?」
「あ"アァァアァア"!!」
Aは誰の目にも止まらぬ程の速さで芥川の腕を拘束していた男へ接近し、白衣の袖から出したメスで目を刺した
『1発じゃ済まないところだったよ』
紅い鮮血が舞った。
78人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sunijy(プロフ) - 雪丸さん» 私そのカプ大好きです!!BLを書いといてなんですが、敦君と芥川君のペアも好きですが、ひぐっちゃんは芥川君とくっついて欲しいと常日頃思っておりました。少しずつ書いて行こうと思います!結末を言うと採用させて下さい!! (2018年5月15日 7時) (レス) id: e02ca47e4d (このIDを非表示/違反報告)
雪丸 - すみません!リクエスト?というか質問なんですけどあの銀ちゃんと立原くん、ひぐっちゃんと芥川さんのカップル成立させることって出来ませんか?無理だったら無理でいいので、出来たら本編の方でくっつけて欲しいです!突然すみませんでした! (2018年5月14日 0時) (レス) id: 85d9027f98 (このIDを非表示/違反報告)
sunijy(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます!!芥川オチは書いた事がないので自信はないですが、とりあえず1ですね!先走ってフラグ立ててしまったので1回畳んできます (2018年3月22日 14時) (レス) id: e02ca47e4d (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 普通に戻るだけもいいけど...芥川さんオチが気になる…うわぁ、どのオチも見てみたいですが、取り敢えず1番でお願いします! (2018年3月22日 14時) (レス) id: aa7fd2ef8c (このIDを非表示/違反報告)
sunijy(プロフ) - 裕さん» コメントありがとうございます!グダグダと長く書いてしまうかも知れませんが、頑張ります (2018年3月21日 15時) (レス) id: e02ca47e4d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:sunijy | 作成日時:2017年11月24日 23時