【銀魂】不老不死の女は江戸に住んでいます《3》【真選組動乱篇】【吉原炎上篇】

148話・ ページ18

Noside〜


場所が変わり、二人の少女のいえの近くには学ランを着た二人の男がいた。その男は目元に真っ黒な隈をつけていた

二人の少女は特に行く宛もなく街を歩いていた。完成した編み物を持って。ある場所で二人は会っていた

神楽「…なんでこんな所に…。手袋は」

妙「神楽ちゃんこそマフラーは」

雪が降り積もる中二人は話していた

神楽「二度寝したらもう昼になってた」

妙「奇遇ね私もよ」

二人はほぼ同士に紙袋に入っていた編み物を取り出した

神楽「それに…コレ。G(ジー)って別にゴキブリじゃなくてもいいことに気づいた」

二人は互いにマフラーと手袋を相手に差し出す。そして言った

「「女友達(ガールフレンド)へ」」

二人はクスクスと嬉しそうに、楽しそうに笑う。互いが作った編み物を二人で着けて街を歩く。二人の心は周りの雪を溶かしてしまいそうなほど、暖かかったであろう


其の様子を路地裏から見ていたサンタクロース(クラスメイト)達。近藤サン太、九ちゃん太、さっちゃんは

”人は所詮見返りがなければ繋がっていられない。サンタだって見返りがなければこちらを見てくれない、プレゼントなんて夢なんて与える気には慣れない。本物のサンタなんてこの世には存在しない”

と言っていた。しかし二人のサンタクロースは見返りを求めずに無為に働き、友情を守ったのだ

近藤「負けたよ…お前達こそ、本物の……」

二人のサンタクロースは少女達を見て言う

星海坊主「いや、俺達ゃサンタなんかじゃねーよ」

銀時「本物のサンタはアイツらさ……」


「「ってなるかァァァ！結局てめーらオイシイトコ全部持っていってるだけじゃねーかァァァ！」

綺麗に終わって良かったね…。と納得する訳もなく、新八+サンタクロース達は神楽とお妙にツッコミをいれる

銀時「何かサンタ決定戦だ、散々踊らせて私達がサンタでしたってか！ナメんのも大概にしろよ！」

毎回恒例のボードを上げる。神楽、お妙…サンタです。長谷川…ゴキブリです。あれだけひっぱっておいて、ゴキブリはあっさり見殺しである

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