検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:44,018 hit

76話 ページ36

Aside〜


さて、僕はどうすれば良いのか

相手はテロリストの援助をしていた訳だ。しかし、只のお祖父ちゃんとして来いと言われていた。このまま逮捕となるとおそらく、死ぬまで牢から出られないだろう。もう良い年のじーさんだし

僕も同情してない訳ではない

どうしたものか………

、、、、……まてよ?

僕は近藤さんに“今日の公務は終了しまーす"と言ったな

僕はプライベートと仕事を分けるタイプなんだ

だから逮捕しなくて良いんだ。何か言われたら適当に話しておこう

銀時「お巡りサン?ほら逮捕しなくて良いんですか?」

銀時はニヤニヤと笑みを浮かべながら言う

賀兵衛「警察!?」

あーあ、ややこしい事になる…

銀時はこの状況を楽しんでいるのだろう

賀兵衛「………私も色々やってきました。覚悟は出来ています……」

勘七郎を母親の元に返し、僕に手首を差し出した

A『…貴方がやった事は決して許される事ではありません。しかし僕の条件を聞き入れるなら僕は今捕らえない』

賀兵衛「何なりとお申し付けください」

では、遠慮なく

A『一つ、もう反社会的な組織と繋がらない事。二つ、普通のお祖父ちゃんとして、息子の嫁と孫と向き合い、大切にする事。そしてもう一つは……貴方が裏の仕事に使った額の三倍を寄付などに使う事』

賀兵衛「解りました『あと…』はい…」

A『此れは只の僕の願いです。貴方の気持は良く解かる。どんな形でもいい生きていてほしかった、僕にも痛い程解るんだ。でも、忘れないでほしい、死んだ人は何を望んでいるか。僕は思う、きっと奥さんと息子さんは貴方達に仲良くしてほしいとね。だから…死んだ人の気持ちも考えてほしい。此れが僕の願いです』

橋田賀兵衛は涙を浮かべながら僕に頭を下げた

賀兵衛「はい…!解りましたッ…」

ハァ…此れで此方は大丈夫だな

あとは真選組のデータを変えておくか…………ん?其れは犯罪なのではないかって?

僕の手はもう黒く染まってるから良いんだよ

其れに、やっと1つになれそうな家族を壊そうとするほど鬼じゃない

ほら、あの三人の笑顔……やっぱり人は笑顔が似合うな

あァ……仕事が建て込みそう……

77話→←75話


ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーアルファベット

X


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
87人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 松陽・虚 , 原作沿い
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

月光(プロフ) - 沙月さん» その気持ち解ります!こっちでは高杉も生きていられるようにしようと思っています。ぜひ楽しみにしていてくださいね! (2019年6月20日 13時) (レス) id: efd138e05d (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - 高杉が死んじゃったよ...あのシーンはボロなきしちゃったよ...楽しみにしてます。 (2019年6月20日 3時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月光 | 作成日時:2019年6月11日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。