76話 ページ36
Aside〜
さて、僕はどうすれば良いのか
相手はテロリストの援助をしていた訳だ。しかし、只のお祖父ちゃんとして来いと言われていた。このまま逮捕となるとおそらく、死ぬまで牢から出られないだろう。もう良い年のじーさんだし
僕も同情してない訳ではない
どうしたものか………
、、、、……まてよ?
僕は近藤さんに“今日の公務は終了しまーす"と言ったな
僕はプライベートと仕事を分けるタイプなんだ
だから逮捕しなくて良いんだ。何か言われたら適当に話しておこう
銀時「お巡りサン?ほら逮捕しなくて良いんですか?」
銀時はニヤニヤと笑みを浮かべながら言う
賀兵衛「警察!?」
あーあ、ややこしい事になる…
銀時はこの状況を楽しんでいるのだろう
賀兵衛「………私も色々やってきました。覚悟は出来ています……」
勘七郎を母親の元に返し、僕に手首を差し出した
A『…貴方がやった事は決して許される事ではありません。しかし僕の条件を聞き入れるなら僕は今捕らえない』
賀兵衛「何なりとお申し付けください」
では、遠慮なく
A『一つ、もう反社会的な組織と繋がらない事。二つ、普通のお祖父ちゃんとして、息子の嫁と孫と向き合い、大切にする事。そしてもう一つは……貴方が裏の仕事に使った額の三倍を寄付などに使う事』
賀兵衛「解りました『あと…』はい…」
A『此れは只の僕の願いです。貴方の気持は良く解かる。どんな形でもいい生きていてほしかった、僕にも痛い程解るんだ。でも、忘れないでほしい、死んだ人は何を望んでいるか。僕は思う、きっと奥さんと息子さんは貴方達に仲良くしてほしいとね。だから…死んだ人の気持ちも考えてほしい。此れが僕の願いです』
橋田賀兵衛は涙を浮かべながら僕に頭を下げた
賀兵衛「はい…!解りましたッ…」
ハァ…此れで此方は大丈夫だな
あとは真選組のデータを変えておくか…………ん?其れは犯罪なのではないかって?
僕の手はもう黒く染まってるから良いんだよ
其れに、やっと1つになれそうな家族を壊そうとするほど鬼じゃない
ほら、あの三人の笑顔……やっぱり人は笑顔が似合うな
あァ……仕事が建て込みそう……
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月光(プロフ) - 沙月さん» その気持ち解ります!こっちでは高杉も生きていられるようにしようと思っています。ぜひ楽しみにしていてくださいね! (2019年6月20日 13時) (レス) id: efd138e05d (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - 高杉が死んじゃったよ...あのシーンはボロなきしちゃったよ...楽しみにしてます。 (2019年6月20日 3時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月光 | 作成日時:2019年6月11日 1時