【銀魂】不老不死の女は江戸に住んでいます《4》【バラガキ篇】【金魂篇】【一国傾城篇】 (ページ28)

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206話【ストレートパーマに悪い奴はいない】ページ28

Aside〜

“いつの間にか自分の知る物が逆転したかのように変わっていた”そんな経験はないだろうか？否、百パーセントないだろう。僕も数百年生きてきて初めてだった

副長不在の為僕が副長の仕事プラス自分の仕事をしなくては行けなかった、だから数日間屯所で生活し、万事屋に漸く帰ってきた。只今と思ったら誰だ、金髪ストレートの好青年が万事屋銀ちゃんに居たのだ。新八や神楽も居るし帰る場所は間違っては無い筈だ、また何か面倒事を持ってきたのかそう思っていると、新八が金髪ストレートの好青年の事を金さんと呼んでいたのだ。僕は驚いて手に持っていた茶を落とした。新八はおっちょこちょいなんですから〜、そう言いながらタオルを持ってくる。其処で問題が起きた、金さん？は僕の頭に手を置いて言ったのだ

「ったく、俺の可愛い彼女ちゃんはおっちょこちょいだな」

……何だって？

A『え、ん？何て？』

全く知らない奴といつの間にか恋人関係になっている僕は如何したら良い？知らないうちに酒の勢いで誰かと関係を持ってしまったのか？此の僕が？

僕の言葉が可笑しかったのか三人はケラケラ笑う

神楽「A姉仕事のし過ぎで可笑しくなったアルカ？」

新八「金さんとAさんは僕等と会う前から御付き合いしているんですよね」

新八の言葉に肯定し金さん？は続ける

「お前疲れてるんじゃねェの？俺が添い寝してやろうか？」

A『…いや、大丈夫、多分疲れてるんだよな。寝るわ』

僕が眠っても其れは変わらなかった。万事屋の看板も”万事屋銀ちゃん”から”万事屋金ちゃん”になっていたし、銀時も見なかった。僕の知る視界は銀から金に塗り替えられていたのだ