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201話【悪ガキどもの祭典】 ページ23

Aside〜



彼処はジミーと近藤さんに任せて僕は上へ上り屋上の裏で彼奴(・・)を待つ。僕は予想を自信満々で進められるのは彼奴が来ると知っているからだ。やはり僕の予想通り、見廻組は攘夷浪士に後ろから奇襲をかける。見廻組隊士は鉄に向かって剣を振り落とした……と思いきや殺られたのは隊士達、鉄の横に立っていたのは銀色の侍。そして、僕達の頭上にはヘリが飛んでいた

銀時「まァ待てよ。俺ァにて何も真選組につこうってんじゃねーよ。見廻組()にも真選組()にも交ざるつもりはねえ。どっちの味方も御免こうむるぜ。俺ァかよわい後輩の味方でもさせてもらうとすらァ。、、来いよ鬼の副長、まずはてめーからだ。この攘夷志士白夜叉の首、取れるもんならとってみやがれい」

銀時の挑発的な言葉にトシはハハハと笑う。そして今にも銀時に襲い掛かろうとする見廻組を止めた

土方「やめとけ、奴ァ……あの天下の(バラ)ガキはてめェらの手には負えねェ」

銀時「ガキ一人に踊らされてた野郎がぬかしやがる。暴れやすいように人質ぶった斬ってもいいんだぜ?」

肩に木刀を置き鉄を斬る、そう言う銀時にトシは殺れよと言う。鉄一人の為に後ろの攘夷浪士共(クソガキ)をしょっぴけないのなら殺れと。今更ガキの一人二人殺った所で何も変わらない、許しを乞うつもりも、許されるとも思ってはいない、だが

土方「てめーと同じ過ちをおかさねーよう止めてやる事はできる。過ちを受け止め前に進む術を教える事はできる。悪ガキが罪人(悪ガキ)見捨てたらシメーだろーが」

トシの言葉が終わると銀時は屋上から鉄を蹴り落とした。鉄は縄で体を縛られた儘、下へ落ちて行く

土方「ホントに殺る奴があるかァァァ!」

銀時「てめーが殺れっつったんだろーが!」

トシは銀時に襲いかかる。その瞬間下からジミーの声が聞こえた

山崎「局長ォォ!人質確保!」

ほら、僕の言った通りになった。そして同時に近藤さんの声も聞こえる

近藤「よくここまで堪えたな。もう我慢はいらねェ大暴れしてやれ!(バラ)ガキ共!!」

声が聞こえたと思ったら二人は鬼の形相で見廻組の方を見る。ヘリは此方に銃口を向けるが、銀時とトシは足元にあった岩をヘリに向かって投げた。ヘリは再起不能になり、おまけに辺りには爆煙が蔓延する

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作者名:月光 | 作成日時:2020年8月17日 21時

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