191話【アルファベット表記で人類皆ホスト】 ページ13
Aside〜
最近は西日が暑くなったな。そんな事を思いながらかぶき町を見回る。夏になり明るくなったとは云え、不審者は居るものは居るのだ。僕の仕事を増やすなと言いたい。暑い、アイスでも食べよう。そう考えた時、懐に入れてあった携帯電話が音を鳴らす。相手は…トシだ。彼奴も総悟と見回りのはずだが。電話に出ると、いきなり”高天原”に来いと言われた。理由を聞く間もなく電話を切られた。後でバーゲンダッシュ五ダース買って、経費で落とそう、そんな事を考えながら高天原に足を運んだ
大きな戸を開けば、あれよあれよの内にスーツを着させられ、薔薇を持たせられる。そして何故か其処に居た銀時に告げられる。”お前は今からホスト”だと。説明の時間も用意されてないらしく、総悟とトシと一緒に戸の前に立たされる。ギギギと鈍い音を立てながら戸が開く
『、、ようこそ、?』
「「ようこそ『新・高天原へ』」」
何を言えとも言われておらず、慌てて二人に合わせる。僕達の前には女の子の二人組
沖田「今夜は朝まで帰さないよ子猫ちゃん達」
土方「HOTでCOOLなパーリィの始まりだ」
A『ねぇ可愛いお姫様、今宵はボクの事を…朝まで独り占めしてくれますか?』
土方「オッケェェェェイ!ヒアウィゴォォー!」
「「レッツパーリィ!!」」
一人ついて行けず置いて行かれる。何、どんなテンションで臨めば良いのが此の仕事は。アレだろう銀時達が居ると云う事は、一日ホストの仕事だろ。了解、仕事なら頑張るさ。其れが例え何も告げられずに勝手に着替えさせられ若干無理矢理だったとしても、な
早くもさっきの女の子二人組に総悟と僕に指名が入る。席に案内し、其処に一緒に座る
沖田「ご指名ありがとう御座います。俺は
A『御指名ありがとう御座います。ボクは
キャーと黄色い声が聞こえる。何頼みますか?そう聞くと、悩む女の子に悪魔の囁きが
沖田「俺、シャンパン呑みたいなぁ」
其の声とほぼ同時くらいに、シャンパンを注文する女の子。悪魔だァ…
「HARU君は何呑みたい?何でも言ってよ!」
A『うーん、ボクもシャンパン呑みたいな、あとフルーツ盛も食べたいなぁ』
つい出来心で、そう言うと秒で注文してくれる。……アレ?気分良いぞ?
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作者名:月光 | 作成日時:2020年8月17日 21時