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目の前で、まだ少し赤いままの眼を細めながら微笑む。
『こちらこそ、話してくれてありがとう』
悩みなんかは、普通は人に言いづらいものだ。
特に会って間もない、信頼しきってないであろう人には。
「なんか、Aちゃんなら答えをくれそうっていうか。そんな雰囲気があるからかな？」
『ふふっ、神様じゃないんだから』
『あ、色々言っちゃったけど、私はたじくんを選んだよ』
柾哉くんを褒めるような言葉を沢山並べたけれど、私の投票先は紛れもないたじくん。
いきなり告げられた目の前の彼は、「え？」と驚いた様子。
『さっき伝えたことも感じたけど、それ以上にこの人の後ろで踊りたいって思ったから』
言葉には表し切れない魅力が詰まった人。
それは柾哉くんも一緒だと思う。
『柾哉くんにあってたじくんには足りないものがあるなら、たじくんにあって柾哉くんには足りないものもあるんだよ』
「…やっぱり、Aちゃんでよかった」
「Aちゃんは俺のこと選んでくれたって柾哉くんに自慢しちゃおうかな」なんて言いながら歯を見せた可愛らしい笑顔を浮かべている。
さっき笑ったときより、元気が出てきたかな？
「ありがとう、一緒に居てくれて。答えをくれて」
急に真面目な顔をして言ってきたから、何だか照れてしまう。
『たじくんのお望みだからね』
自然と繋がれた手は、まだ振り解かない方がいいと思ってそのままに。
『一応お水買ってもいい？本当に残り少なかった気がする』
と自販機によってもらったら、私が小銭を入れるよりも早くたじくんが入れてしまって。
たじくんもお水なかったの？と聞くと、Aちゃんの分だよとペットボトルを手に取り練習室へと足を進めた。
……スマートだ。
「あ、Aちゃんとたじくん何処に…たじくん？その手は何？」
なかなか帰ってこない私たちを待っていてくれたのか、扉を開けるとすぐに反応してくれた朱里ちゃん。
「ん？へへっ、いいでしょ」
＿＿＿＿＿
福田「まさかあのたじが…、」
�眥諭屬燭犬�ん！？」
藤牧「Aも何でほどかないの」
尾崎「俺らが近付いたらちょっと避けられんのに！」
飯沼「たじくんって意外と積極的なんだね」
木村「…………」
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最後に台詞のみが並ぶ場合は台本書きにさせていただきます！
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雪 - soonさん» ありがとうございます！ これからも応援しています！！ (2023年1月26日 23時) (
レス) id: 80f4887f85 (このIDを非表示/違反報告)
soon(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます！そのように仰ってくださり本当に嬉しいです！お仕事前に1話でも更新できるよう頑張ります！笑 (2023年1月25日 13時) (レス) @page45 id: b8513acb6a (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 初めまして！毎日仕事前にこちらの作品を読むのが日課になっています！笑 言葉遣いや雰囲気がとても好きです！！ 主様のペースでこれからも更新していただけると嬉しいです。応援してます！ (2023年1月25日 9時) (レス) @page45 id: 80f4887f85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：soon | 作成日時：2022年12月28日 21時
