53話 ページ4
sideA
桃太郎｢って事でよろしくお願いします。｣
鬼灯｢そんな子どもを保育園に預けるみたいに……｣
？
白澤様は二日酔いです。
二日酔い？
迎え酒を飲みすぎて倒れました。
桃太郎さんは馬鹿って罵ってました。
A『よ、よろしくお願いします…！』
鬼灯様のお手伝いです。
が、頑張ります！
鬼灯｢まずは書類を片付けますので、しばらく好きにしてください。｣
へぁ…
ど、どうしよう…
閻魔｢Aちゃんは坊みたいだなぁ。｣
坊？
鬼灯｢お孫さんと類似なところありましたか？｣
閻魔｢孫みたいに可愛いからさ〜。｣
閻魔様の大きい手で撫でられてます。
A『え、閻魔様！お気持ちは嬉しいですが、私と閻魔様の体格差ではお腰に負担がっ！』
御二方はキョトンとされてお顔を見合わせた後、
また撫で始めました。
A『き、聞いてましたか！？』
もみくちゃにされました……
鬼灯｢Aさん。行きますよ。｣
小走りで鬼灯様について行きます。
A『どちらに行かれるんですか？』
鬼灯｢地獄の偵察です。仕事に慣れると手を抜く輩が居ますので。｣
へぁ…
A『そ、そんな方がいらっしゃるんですか…』
鬼灯｢みな、貴女のような勤勉では無いのですよ。｣
き、勤勉なんてそんな…
鬼灯｢みな、貴女みたいに勤勉で真面目で仕事に全うするようなタイプではないので。というか本当にあの神獣が育てたのかと疑問になるくらい正反対ですね、貴女達。｣
へぇ…？
A『は、白澤様のお教えで…白澤様で私が出来ていると言っても過言ではないです…』
鬼灯｢いいえ、過言です。｣
何故ぇ……
ﾌﾞｰｯ と鳴る音がします。
鬼灯｢失礼。｣
白澤｢うちの娘をたぶらかしやがったな!!この常闇鬼神!!!!｣
あ。白澤様のお声がする。
鬼灯｢とんでもない。貴方じゃあるまいし、そんな事するわけないでしょう？｣
鬼灯(お耳が動いてお可愛らしい。)
A『白澤様〜？御気分はいかがでしょうかぁ？』
鬼灯様がけーたいをこちらに向けて下さって、近づくと、
白澤｢最悪だよ!!!!｣
ひぇっ……
鬼灯｢ご自分の態度で愛娘がどんな顔してるか送りますね。｣
白澤｢違う！違うの！A！そんな顔しないで…！帰っておいで。僕の隣においで。｣
A『しょ、職務放棄はダメですよう…』
白澤｢おい鬼。酒が抜け切れてない僕に分かりやすく説明しろ。｣
鬼灯｢迎え酒で倒れる人にどう説明しろと？｣
また不穏な空気です〜！
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もふもふ(プロフ) - 続き、とても楽しみに待ってます。癒しをください…(涙) (2021年9月5日 1時) (
レス) id: 0e85808bf4 (このIDを非表示/違反報告)
Kayla(プロフ) - 凄く面白いです更新待ってます！！ (2020年9月24日 22時) (レス) id: 5af5e7e5dc (このIDを非表示/違反報告)
風矢@二次元待ち(プロフ) - とても面白かったです。更新とても楽しみにしてます。 (2020年8月16日 21時) (レス) id: 079381131c (このIDを非表示/違反報告)
猫田雛(プロフ) - 更新停止もったいなぁー！神なのに！更新待ってます！あと、想像で夢主ちゃん描いたんで「猫田の落書き部屋」に見に来てねぇー！ (2020年6月6日 17時) (レス) id: dff0e218d6 (このIDを非表示/違反報告)
Jjj - 返信が遅くなってしまい申し訳ありません。執拗いのですが、更新はするつもりなのでしょうか？ 停止にしているのは全然構いません（また何か上からに．．．すみません...） 気分でも、たまにでも、何でも良いので更新をお願い致します。．．．失礼過ぎましたね...。 (2020年5月11日 0時) (レス) id: 164c86cd11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2020年1月27日 3時
