陰キャ極めた私と、神様。弐 (ページ9)

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刀55 ページ9

「審神者さまっ！」

ちょっと高い声と共にぽふんっと現れた煙
そのなかにいたのはこんのすけだった

「あれ？どうかしたの？
書類に不備があったりとか……？」

こん「いえいえ！書類のほうは完璧でした！
ややっ！審神者のサクラ様ですね」

ｻｸﾗ「あら、あたしのこと知ってるのね」

こん「優秀な審神者だとお噂はかねがね……」

ふぅん、とさほど興味がなさそうに髪を少しいじる姐さん
姐さんやっぱり優秀なんだ……凄いなぁ

清光「で。何の用なのさ？」

こん「おっと失礼しました。
審神者様にご招待状です」

「招待？」

こんのすけが出したのは【召集状】とかかれた手紙だった
それを横目で見てた姐さんはゲ、と声を漏らす

「？姐さん？」

ｻｸﾗ「はぁぁぁぁぁ、もうそんな時期なの忘れてたわ
あーもう最悪よ……」

こん「そうおっしゃらないでください。
大切な行事ですので」

話の読めない私と清光と乱
向こうの２振りは「あーあれね」と話し合っていた

ｻｸﾗ「あんなの半分以上多だの自慢話で終わるじゃない
わざわざ集まってやることじゃないわよ本当」

「あのー…何をやるんですか」

ｻｸﾗ「…あ、そっかあんたは初参加だからこんのすけが直々に渡しにきたのね」

代わりにあたしが説明したげる、と姐さんはいう
そして私の代わりに手紙を開けて紙をみせた

ｻｸﾗ「半年に一回、定期的に行われる定例会
緊急的に呼び出される緊急召集会。

この２つをまとめてあたしたちは

【審神者会議】と呼ぶの」

そのまんまだけどね、と姐さんは笑った
私はただ唖然として姐さんの言葉を口に出した

「審神者、会議……」

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