刀47 ページ49
どたばたどたばた
わーわーきゃーきゃー
笑いと声のたえない本丸の様子に私はふふっと笑う
横にいたまんばがふっと柔らかな笑みを浮かべたのでなんで笑ったの?ときくと
あんたが笑うからだ。というその人(刀)に
心臓が殴られた感じがした
「まんば〜〜好き〜〜」
切国「っ、!そ、そういうことを軽率にいうなっ!」
照れてるのか顔をふいッとそらしちゃうまんばにえーと笑いながら文句をいう
その時、前方から「あるじさま、まんばさん!」とかわいい声が聞こえた
「ごっこ!どうした」
の、と声をかけようとしたがごっこはその直前で転んでしまった
五虎退「うぅ……」
「うわぁぁぁぁ!!ごっこ大丈夫!?」
五虎退「は、はいっ!痛いけど泣きません……!」
切国「そうか、泣かなくて偉いな」
そういってごっこを抱き起こすまんば
私はごっこの頭をなでなでしてあげると
へにゃぁと笑顔になるので可愛くて可愛くて仕方がない
切国「そういえば、どうかしたのか?」
五虎退「はいっ!一緒におやつを食べませんか?」
「もちろんいいよ…!」
取りに行こうか、というとはいっ!といって私の左手を握る。
それにならって右手をまんばの手を握る
「にへへっ」
最初にあったなんとなく、漠然とあった不安
でもさ、初めっから支えてくれたこの二人となら
こんな風に手を繋いで歩けていける気がするんだ
毎日少しずつ自分のペースで歩いていこう。
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作者名:鬼灯 | 作成日時:2018年12月23日 0時