検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:92,707 hit

刀43 ページ45

堀川「あ、主さん!?どうかしたんですか……!?」

和泉守「ほ、誉めただけなのに

なんで泣くんだよ!」


ポロポロといつの間にか溢れた涙に二人はあわあわとしてて
私は慌てて違うの、と否定した

「や、嬉しくてさ…そんな、当たり前のことを 誉められたり、偉いって言われたことなくて……

こんな、こんな子供みたいな、感情馬鹿げてるよね…!」


子供が親に誉めてもらえなかったときのような感情。

和泉守「ばーか!なにいってるんだよ!」

「え?」

和泉守「当たり前だぁ?当たり前のことが出来るのは普通に偉いだろうが!」


わしゃわしゃと頭を強く撫でられる。
ぐしゃぐしゃの髪を堀川がそっと整えながら彼は笑った

堀川「主さんだって僕たちが勝ったりしたら誉めてくれてるでしょう?

僕たちは刀。敵を倒すのが使命。倒せて当たり前なのに貴方はたくさんたくさん誉めてくれてたでしょう?

それと同じですよ」


そういうと堀川と兼さんは私を抱き締めた
そして、偉い偉いと子供にいうようにそう言われて
恥ずかしくて、でもなんだか温かかった

刀44→←刀42



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
145人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鬼灯 | 作成日時:2018年12月23日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。