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刀43 ページ45
堀川「あ、主さん!?どうかしたんですか……!?」
和泉守「ほ、誉めただけなのに
なんで泣くんだよ!」
ポロポロといつの間にか溢れた涙に二人はあわあわとしてて
私は慌てて違うの、と否定した
「や、嬉しくてさ…そんな、当たり前のことを 誉められたり、偉いって言われたことなくて……
こんな、こんな子供みたいな、感情馬鹿げてるよね…!」
子供が親に誉めてもらえなかったときのような感情。
和泉守「ばーか!なにいってるんだよ!」
「え?」
和泉守「当たり前だぁ?当たり前のことが出来るのは普通に偉いだろうが!」
わしゃわしゃと頭を強く撫でられる。
ぐしゃぐしゃの髪を堀川がそっと整えながら彼は笑った
堀川「主さんだって僕たちが勝ったりしたら誉めてくれてるでしょう?
僕たちは刀。敵を倒すのが使命。倒せて当たり前なのに貴方はたくさんたくさん誉めてくれてたでしょう?
それと同じですよ」
そういうと堀川と兼さんは私を抱き締めた
そして、偉い偉いと子供にいうようにそう言われて
恥ずかしくて、でもなんだか温かかった
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作者名:鬼灯 | 作成日時:2018年12月23日 0時