陰キャ極めた私と、神様。【刀剣乱舞】 (ページ36)

今日:17 hit、昨日:0 hit、合計:92,720 hit

刀35 ページ36

男「はい、ちょっとすみませんね」

女の人を止めたのは知らない男の人だった。
男の人の刀、堀川、厚は主である男の人をかばうようにたっていた

間に合わなかった私はとりあえず倒れてる乱と蛍丸に駆け寄る

『だ、だい……、だい、じょうぶ？』

乱「あ…うん、」
蛍丸「…なれてる」

二人は呆然とはしているけど蛍丸の発言からして女の人は日常的に暴力をしていたらしい

他所の本丸の刀って、わかってる。
わかってるけど、自分の本丸の二人に見えてしまって

赤く腫れた頬が、濁ってしまった目がいたくって
思わず抱き締めてしまう

女「ｯなに私のコレクションに触ってるのよ！！！！！！」

女の人は私の行動を見てそう叫んだ
男の人の腕から逃げて、こちらに向かおうとしたが人混みの中から2人の男女の審神者が現れた

女「…なによあんたたち！！」

「こ、この子はあなたのコレクションじゃない！！！！この子は私の本丸の乱藤四郎です！！！！」
「蛍丸は、ぼ、ぼくの本丸の子です！！！」

乱「あるじさん……！」
蛍丸「主……！」

どうやら彼女は他の本丸からも負けたら刀剣を奪ってたらしい
抱き締めていた二人を離すとそれぞれの主に駆け寄る

男「おやおや、いけませんよ？
他の本丸の刀を政府の公認もなしに剥奪するなんて」

女「うるさいうるさいうるさい！！！！！」

女の人はヒステリックに叫び散らした。
私のすぐ横にはいつの間にか皆がいて
いまつるやごっこは私の羽織をぎゅっと握っていた

男の人ははぁ、とため息をひとつつく
そして決して大きい声でないのにそのあとの台詞はよく聞こえた

男「うるせぇのはおまえだよ性格ドブスが」

その台詞で私は少し場違いな台詞を思ってしまった

演練怖い、と
.