刀31 ページ32
「政府もついにおかしくなったか」「ゲーム審神者なんて俺は反対だったんだ」「私もですよ」
ネットとかいじめでも人は火種を見つければ消火はしない
むしろ、もっと燃えろと油を注ぐ。
いいネタなんだ、私は
暇を潰すのにいい人間だ
「あの顔、愛想のない」「先輩に対しての振るまいが悪い」「そんな子が歴史を守れるのか」
「本丸の審神者に相応しくないんじゃないか」
こんな言葉のやいばを向けといて何をいっているんだ
振るまいと歴史を守れるかなんて関係ないじゃないか
私の何を知ってるんだ。
切国「…行こう」
まんばが私を隠すように前にたつ
まんばくんも横を歩いてくれる。
冷たい目はまだ私に向けられていた
女「ねぇ、あなたがゲーム審神者さん？」
「…はい」
私達の前にたった女審神者さん
彼女は明るい髪を今風にアレンジしていて
巫女装束もどちらかというと崩してきている
化粧もしっかりしていて、香水臭かった
女「ふぅん…」
「…あのなにか」
女「演練相手、まだ誰も見つけてないでしょ？」
「…はい」
女「じゃあさ、私達の本丸とやろーよ」
「…はい、よろしくお願いします」
あはっ、固い固い！もっとリラックスしてよ！
と彼女はいった。
そのあと、彼女は爆弾を落としていく
女「ねぇ、
あんたが負けたら、あんたの本丸の刀を頂戴よ」
「は、」
長義「なっ、そんなことが許されると！？」
女「私のとこの山姥切国広折れたからそっちの山姥切国広がいいなぁー
極ててめんどくさくなさそうだしぃー」
まんばくんの言葉を無視して彼女は空間に映像を出した
そして勝手に私と対戦を組んでいく
まってよ、私が負けたらまんばがこの人のところに行くの？
そんな、そんなの……勝手すぎるよ
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作者名：鬼灯 | 作成日時：2018年12月23日 0時
