刀19 ページ20
大広間につくと長いテーブルが二個並んでいて
それぞれ朝食の乗ったお盆をてにして自由に席についていた
「おはよう、みっちゃん、歌仙。」
「おはよう！」
「ああ、おはよう。」
主にこの二人が食事を作ってくれて他の子も交代で手伝ってるそうだ
「今日も美味しそう…！」
「今日も腕によりをかけて作ったからね！」
「しっかり噛んで食べるんだよ」
「はーい」
お母さんか、という突っ込みは胸の奥にしまいこみ空いてる席を探した
「主ー！ここ！！今日は俺の近くで食べてよ！」
「清光」
「早く早く！他の人にとられちゃう！」
今日もかわいい清光は私に手を振りながら席を指差す
安定が私のお盆を奪い、空いてる席においた
「あー！！加州さんたちずるい！」
「主さん！お昼はぼくたちとたべてね！」
「えーじゃあ夜はこっち！！！」
「おやつは一緒がいいなぁー！」
その様子を見ていた他の子(主に短刀)からのその声にわかった！と返事をする。
大体の刀たちが席についたのを確認すると
まんばが静かに立ち上がった
「本日の内番は、いつも通り掲示板に書いておいたので確認するように、
出陣の者は刀装の確認、戦の準備。隊長は確認事項等をしっかり行うように
遠征の者は不備がないか確認。
非番の者も気を抜かず、いつでも万全に備えること
以上だ。
今日も安全で誰一人折れることがないように
主、挨拶を」
「あ、うん！」
席をたってなるべく大きな声でいう
「おはよう！
今日もごはんを作ってくれた人に感謝をして、
手を合わせて…いただきます！」
「「「いただきます」」」
朝が今日もまた始まる
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作者名：鬼灯 | 作成日時：2018年12月23日 0時
