名探偵の妹ちゃん【文豪ストレイドッグス】

第三十四話《4》 ページ40

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「何を…ッて;;仕事ですよ。ボクは軍警の依頼でよく助言?をするンですよ
死因が分からないとか誰が犯人か…とか」


乱が受けなかった依頼の処理と補助が仕事みたいなものだ。
後は、賢治と任務いったり、ストーカー捕まえたり…色々だ。


中島「なッなるほど…;;」

「…此の事件、従業員全員皆殺しなんですよ。」

中島「ッ!!」

「マフィアの武闘派…そのなかでも凶暴な実働部隊『黒蜥蜴』が殺ったと思われます
特殊部隊なみの戦闘術をもちかつ、恐ろしく残酷な連中です。」


ああいう奴等が、人を殺してもなんとも思わない奴だ。
ボクはあいつらが大ッ嫌いだ。

ボクの話を聞いた敦さんは再び顔を青ざめて
何かを考えている。


中島「Aちゃん…御免、十円貸してくれないかな？」

「え………？別に其くらいなら良いですよ？
只、お返しは飴とかで十分ですからね？」


ニッコリ笑いながら十円を渡すとごぞごぞとポケットから
飴玉を出してボクに渡す。
その後は少し迷いのある足取りで歩き出した。


「…敦さん!!」

中島「!!」


背を向けたままの敦さんに此れだけは伝えたかった。


「敦さんの居場所は在るんですよ！其れを忘れないでください！絶対に！」



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