第三十話《3》 ページ34
乱歩side
寝ていたらとなりの部屋…Aの部屋から泣き声が聞こえた。
何事かと思い扉を開けると、彼女は寝ていた。けど、泣いてもいた。
江戸川「…A。大丈夫だよ…大丈夫」
「ッ御免ね…御免ね…――ちゃん…!ボクが、ボクが弱いからッ…」
僕の言葉は聞こえないくて、どうすることもできなかった。
震える手を握り、頭を撫でた。少し収まった。
――ちゃんは昔できた妹の友達。
僕は一度だけあったことがある…否、あれを会ったと果たしていっていいものか。
彼女とあったのは、彼女が動かぬモノになった後である。
江戸川「…全く。何で自分よりも他人を優先するんだよ………
Aだって死にかけだったろう………?止めてくれよ…君は僕にとって
最後の家族なのに…ッ」
.
『ッA…!!』
いつまでたっても戻らない妹を与謝野さんと探していた。
最終的には僕の異能力を使ってまで探した。
『ッA!?与謝野さん!居たよッ…でも血がッ…Aの血が止まらないよ…
お願いだ、助けてよ!Aを助けて!!』
今までこんなに取り乱したこと何てないのに、すごい慌てて
与謝野さんに治療してもらうと近くの女の子は目に入る
『っ此方の方は…!』
与謝野さんが急いで駆け寄るも異能を使おうとはしなかった。
不思議に思うと少女はAと同じくらいの少女でもう………死んでいた。
『軍警を呼ぼう。きっとマフィアだ』
僕がそう言うと与謝野さんは連絡を入れて
僕には先に帰ってと合図を送り僕はAを背負い探偵社の医務室に寝かせた。
………起きたとき、彼女は泣いて喚いた。
何で?何で?って僕に聞きながら僕の腕の中で…ずっと
ずっと…
今でも…
その記憶は彼女を苦しめる。
.
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soyon(プロフ) - 実葉@中原中也を愛してるさん» そういってもらえると嬉しいよ!頑張る! (2016年7月3日 22時) (レス) id: 07f2e5561f (このIDを非表示/違反報告)
実葉@中原中也を愛してる(プロフ) - やっほー来ちゃった(笑)面白い!!更新ガンバ!! (2016年7月3日 21時) (レス) id: 24e187b4b6 (このIDを非表示/違反報告)
soyon(プロフ) - ほりぃほっく・はいびすさん» 書いたらエエんじゃないかな?それからそれどういう意味??後名前!!soyonだから!syonてだれ!? (2016年5月16日 16時) (レス) id: 07f2e5561f (このIDを非表示/違反報告)
ほりぃほっく・はいびす - 昔からファンな者とです。文ストですねー。例によって主人公ちゃんがボクっ子なのにsyonさんらしさを感じますです。なるべく読んでいきますので宜しくお願います。(私もかきたいなぁと思ったり。) (2016年5月15日 23時) (レス) id: 4b0103140c (このIDを非表示/違反報告)
soyon(プロフ) - おむらーすさん» 修学旅行だったからね!!沢山買えたよ! (2016年5月8日 21時) (レス) id: 07f2e5561f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソヨン~夢小説大好きガール☆ | 作者ホームページ:http://minanami2.naho.ayaka.
作成日時:2016年4月24日 19時