97..先人の教えは中々正しい。 ページ6
広「まぁ、何にせよ、だ。」
ごほん、と咳払いを一つして、広津さんがまた喋る。
そうそう。広津さんとの話の途中だったっけ。
広「張り切るのは良いが、程々にする事だ。無茶をした所で、身体を壊しては意味が無い。」
『でも…』
広「何、数が全てでは無い。芥川君とて其れは判っているだろう。其れに、急いては事を仕損じると云うだろう。」
た、慥かに。
『…はい、ありがとうございます。』
広「いや、良い。」
其れだけ云うと、広津さんは帰って行った。
矢っ張り、流石だ。渋いし、良い事云う。中原さんとは違う意味で格好良いなぁ。
任務が無ければ後は各自解散らしく、バラバラと皆んなが帰って行く。
報告書を書き上げ、提出は明日で良いらしいので帰り支度をしていると。
銀ちゃんが寄って来て、耳元で「応援してる。」と囁いてまた去って云った。
矢っ張り、あんなでも銀ちゃんも年頃の女の子だなぁ。今度、相談してみようかな。一葉さんも呼んで女子会でも良いかも。
*:・゜。*:・゜*:・゜。*:・゜。*
因みに。
無茶をするなと云ってくれたものの、当然仕事を減らしてくれる訳ではないらしく。
というか逆に任務は増える一方で、夕方から任務が二つとかもザラだった。
そりゃあ、日本の人口も減るわけだよね。
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あぽー - すみれさん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです。頑張ります^ ^ (2018年1月18日 1時) (
レス) id: d7427a48c9 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 凄く面白いです！続き楽しみにしてます！！ (2018年1月13日 22時) (レス) id: 376cb507e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぽー | 作成日時：2018年1月2日 1時
