壱拾弐話 ページ20
龍「鏡花、梶井、行ってこい。」
鏡「了解。」
梶「はいはい。」
龍「A、お前も行ってこい。」
貴「ええ�・!失敗したら私、どうなんのよ」
龍「……監視だけで良い。危険が有れば、飛び降りろ」
貴「いやいやいや。いくら何でも無理!!」
梶「大丈夫ですって、Aさん。僕がどうにかするんで。」
龍「心配無用。僕が助けに行く故。」
貴「龍之介は指示出しがあるでしょう?……良いよ、どうにかする。これは、かえしてよね!うふふ?」
龍「返ってきたら可愛がってやる。」
貴「�・�・っ!っ絶対、帰ってくるから、覚悟、しといてよねっ!」
龍「ふっ…待っている」
梶「Aさんって、芥川さんには弱いんだね」
貴「う、うるさいっ!いい!?龍之介、帰ってきたら中也といちゃいちゃしてもらうからね!!行くよ!かじいん!鏡花!」
梶「僕は先に電車に乗るんですよね?で、鏡花ちゃんが、人虎を見張る、と。」
貴「出発!」
私たちは、そこから横浜の駅に向かった。
かじいんは先に電車に乗り込む。
貴「鏡花、大丈夫?」
鏡「大丈夫。此くらいの任務。」
貴「そう。でも……」
鏡「あれ。」
鏡花が指を指し、其の方へ歩き出す。
貴「其の通り。あれは……確か、与謝野晶子【君死給勿】。厄介だねェ。」
さて、これからどうするか……。私も、鏡花の方へ歩き出した。
人虎くんが盛大に転んだのを、横目に見ながら、ね。
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よりどりみどり(プロフ) - konoha@早く冬になって欲しいさん» ありがとうございます!! (2016年8月7日 18時) (レス) id: 8c04121b66 (このIDを非表示/違反報告)
konoha@早く冬になって欲しい(プロフ) - よりどりみどりさん» 参加して下さりありがとうございます!見に来ました〜!これからも更新頑張って下さい!応援しています! (2016年8月7日 13時) (レス) id: 48215daa06 (このIDを非表示/違反報告)
あややん(プロフ) - よりどりみどりさん» 太中、楽しみにしてます!!…小説は、リクエスト募集、してますよ…(笑)閲覧楽しみにしてます!! (2016年7月25日 20時) (レス) id: a1ea94109f (このIDを非表示/違反報告)
よりどりみどり(プロフ) - あややんさん» 初コメありがとうございます!おお!森福…考えたことは有りますが、余り想像できない……次、太宰が捕縛されていて、VS中也のシーンなので、太中を…と笑薔薇小説ですか!是非、読ませていただきます! (2016年7月25日 20時) (レス) id: 8c04121b66 (このIDを非表示/違反報告)
あややん(プロフ) - 太中もいいですが森福も良いし…うまいです!!ありがとうございます!!更新楽しみにしてます!!もし良かったら…ですが『文豪×薔薇』という薔薇短編小説もしていますので…(笑) (2016年7月25日 18時) (レス) id: a1ea94109f (このIDを非表示/違反報告)
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