トリップ少女は宝石を操る (ページ33)

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行くぞ時間は掛けれないページ33

NO side

サ「行くぞ時間は掛けれねえ」

ア「はいはい」

『今行く！』

彼女達の向かう先は神の神殿
行くのはレイカの神殿ではない

サ「…はぁめんどくせぇ」

『うわぁ…すっごい季節バラバラ…』

玲奈「ここは？」

ア「ここは四季の界四季の女神のいる神殿よ」

サ「四季の女神は名無しだだからみんなはスクレイパーと呼んでいる」

四季の界は春夏秋冬が一箇所に集まっているため温度差が激しい
この気候に普通で立っていられるのは四季の界の者達のみである
だがサイラは此処には来慣れていたようで全くきにする様子はないようだ

サ「時間がない急ぐぞ」

～移動中～

サ「四季の神殿…スクレイパー」

「何用か？サイラ？」

サイラの呼びかけに応じるように現れたのは
四季の界の最高責任者である四季の神スクレイパーである

サ「言ったろ彼奴らの魔法を使えばアイツは戻るって！」

スク「そんな事も言ったな…いい入ってくるがいい」

入ってすぐに目に入ったのは白い泉
だが何処か黒く滲んでいる

スク「このことはあのクソどもには内緒でやっている」

サ「分かってるやれる事はやるさ」

そしてサイラは連れてきた4人に指示をした

まずAはサファイヤで足場を作る
そこにサイラが乗り
玲奈が雷を泉に落とす

そしてアクアがサイラに渡された３つの首飾りを泉に落とす

サ(此処までの過程は大丈夫あとは最後に私が…)

サ「導け闇を消せ穢れを消せ全てを元の形に…」

ザブンッ

サイラが泉に堕ちる

泉は光った全てを元どうりに戻すために
アクアの記憶滴るしょっぱい水

ア「お姉…ちゃん…？」

サ〔ゴメンねお姉ちゃん約束守れなかったね…ゴメンね〕

ー私の妹になってくれてありがとうー

サイラはそれを最後に散った