宝石商の愛探し【Snow Man】 (ページ28)

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＃２２ページ28

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ふっかから電話があった

Aに店番を頼んでるけどまだ帰れそうにないから行ってやってくれって

ちょうど店に向かってたし、今日はAの好きなものでも作ろうかな

(カラン、、)

dt「Aいる？」

店に入ると、カウンターで眠っているAの姿

きっとお客さんの相手をして疲れたんだね

ソファーの方にAを移動してキッチンを借りた

そろそろ作り終わるタイミングでAが起きた

「ん、だてさん、、？」

dt「おはよう。今日はAの好きな唐揚げだよ」

「ほんと？！
　あ、ラウ呼んでもいい？」

dt「もちろん！ラウールも唐揚げ好きだもんね^^」

嬉しそうに電話をするA

初めて会った時からずいぶん明るくなった

昔は周りの人が怖くて苦しい思いをしてきたと思う

でも今は違うから

「さっきね、結婚指輪の宝石を何にするか悩んでるお客さんが来たの」

dt「大丈夫だった？」

「うん。深刻な内容じゃなかったし、ふっかさんなしでも仕事できた！」

dt「さすがA。でも無理はしちゃだめだよ((撫」

「はーい！」

疲れたからかいつもより子供っぽいA

できたての唐揚げを口に入れてあげると、幸せそうに頬張った