宝石商の愛探し【Snow Man】 (ページ21)

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＃１６ページ21

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「まさかあそこまでされると思ってなくて、」

sk「Aはいつもそう
　嫌なことがあったら何か起きちゃう前に言えって前から言ってただろ」

「…」

大ちゃんがこんなに怖いのは初めてで、正直つらかった

私なりに強くなろうとしてるの

みんなに甘えたくないの

本当はもっと早く言いたかったよ

sk「、、A、ごめん」

「え、なんで？」

sk「泣いてるじゃん」

「怒ってるわけじゃないんだよ」って頬を撫でられて、余計に涙が出る

そのまま眠りに落ちてしまった

『アンタなんて産まれなければよかったのに』

『お前がいるからこんなことになるんだ』

『早く消えればいいのに』

小さい頃の夢を見た

最低な、今はもう存在しない両親の夢

「うう、、」

sk「A？大丈夫？」

「、、ん、大ちゃん」

sk「おはよう^^
　、、悪い夢見ちゃった？」

「うん」

何も言わずに抱きついた

大ちゃんもそのまま受け止めてくれた

こういう時はお兄ちゃんみたいで頼りになる

ちょっと濃い味噌汁を飲んでから、大ちゃんに見送られ家を出た

こんな朝も悪くないかも