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36話 ページ5
徹たちが言っていた転校生、パーカーさん。
思った以上に美人だった
だからこそ、
「ちょっと、話さない？」
…少し怖かった
.
「及川チャンさぁ、
アリスのこと。そっちのグループから聞いてたぁ？」
「え、はい。聞いてました」
…なんか言われるのかな…？
「ふーん…
あっ…そうそう！
アリスね、及川邸でお世話になることに
なったから！けんじろーとツトムと一緒に！」
「…えっ」
予想外。
…彼女はフレンドリーな性格なんだろう。
自己紹介の時はどっちかと言うと
大人しいイメージがあったし、
さっきは、少し…大地とスガが言っていたような、『悪女』というイメージがあった
「あ、それとそれとー
北組のアツムとオサム。
黒尾組の…ボクトと、アカーシ…ヤクとリエーフもお世話になるんだって」
北組…は、パーカーさんの所属している
牛島組と同じ、killer・killerだと思うけど…
黒尾組…？なんだ…？
「どーした。及川チャン。
アリスがカワイ過ぎて見惚れちゃったぁ〜？」
黒尾組……？
マジでなんだ…？
「もー及川チャン！
アリスがカワイイのは知ってるから見つめないで！
照れる！」
「パーカーさん。黒尾組ってなに？」
ほんっとなんなんだろう…
ん？パーカーさんどうしたんだろう…
なんとも言えない表情してる…
「うん！そっかそっか！」
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作者名：蓬莱星羅 x他1人 | 作成日時：2018年8月15日 18時
