30話 ページ35
「ふわぁ……眠…」
今日は優しい優しい菅原の運転の中、車の中でも寝てた…
「…どうなってんだろーなー」
「おはようございます。及川さん」
元に戻っちゃった
「…ん、おはよう、律」
さぁーて…どうなるんだろーね…
.
「攻撃準備を始めます。
どうぞ授業に入ってください。殺せんせー」
…また始まんのかな…?
寺坂くんもカルマくんも、狭間さんもみんな、警戒している
…あたしもしとこ…
ブゥゥゥンと律の攻撃を始める前の音がした
…その直後
じゃきっ…と律は何かを出した
「は…な…?」
「花を作る約束をしていました。
殺せんせーが私のボディーにした計985点の改良のほとんどが
マスターによって「暗殺に不要」と判断し、
削除、撤去、初期化してしまいましたが
学習したE組の状況から私個人は
「協調能力」が暗殺に不可欠な要素と判断し消される前に関連ソフトをメモリの隅に隠しました」
…律の…マスターに操られていた、ただの機械の時って……徹たちに買ってもらう前のあたしに少し似てたな……
「はいっ!
私の意思で
殺せんせー、こういった行動を反抗期というのですよね?
律は悪い子でしょうか?」
「とんでもない
中学三年生らしくて大いに結構です」
中学、三年生…らしい…かぁ…
あたしは、もともと買われた訳だし、
どうなんだろう…
.
久々の更新!
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蓬莱星架(プロフ) - 莉葵さん» ありがとうございます。そういって頂けると嬉しいです!m(*_ _)m (2018年8月6日 15時) (レス) id: f7a549633b (このIDを非表示/違反報告)
莉葵 - 初めまして。すごく面白いですね。これからも更新頑張って下さい! (2018年8月6日 15時) (レス) id: 652004c4bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓬莱星羅 | 作成日時:2018年7月31日 22時