マフィアに買われた少女は優しさを知る one

男子部屋での会話 ページ31

三人称side

「一位はやっぱり神崎と及川か〜」


男子部屋では先程まで、気になる女子ランキング作成のための投票を行っていた(ちなみに一人二票まで)


「まぁ、神崎嫌いなやつはいないよな」


「及川を選んだやつの理由が…可愛い、かっこよかった、優しそ……ん？かっこよかった？！」



及川のランキングに入った理由のかっこいい…
ほとんどの男子が疑問に思ったのだ


まぁ、かっこいい…として入れたのは、及川と同じ班だった潮田、杉野だったのだが



「んー…よくわかんねぇな…


…あっ、カルマ！
お前気になる子いる？」


「俺は奥田さんかなー」



「おっ、意外！なんで？」



「だって彼女、怪しげな薬とかクロロホルムとかつくれそうじゃん」


「絶対くっつかせたくない二人だな…」


そこで男子たちは、及川の“かっこいい”という
理由をダメ元できいてみることにした


「なぁ、カルマ。及川のほら、ここ」



前原はカルマに気になる女子ランキングの
及川の理由のところを指さした


「あ、及川さん1位なんだ。…えっと…
かっこいい…か。あー、これね



俺の知ってるのとこれ書いたやつが
同じ理由かは知らないんだけど…」



まわりにいる男子たちは真剣(そう)に
きいている


「手短に言うと…今日、俺らよその高校生と
トラブったじゃん？

その時、俺が殴られたときに
及川さんが一人で何人もの高校生倒していっててさ〜

正直いって、すげえかっこよかったよ」



「及川……かっけぇ…」





.


すっごい変な終わり方…
番外編だから本編じゃないんだよな…

次からちゃんと更新します！

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