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・・・よりによって聞かれてしまったのがセンパイだなんて
ついてなさすぎる
恥ずかしすぎて顔を覆うと
火照った肌の温度が手にも伝わって
穴があったら入りたいってこういう時のことを言うんだって思った
だってさっきから1秒も、
センパイを見ることができない
打ち明けるつもりのないこの気持ちも
…こんなにすぐバレてしまって
どうしようって頭がパニック状態
このロッカールームのどこにも入れる穴はないけれど
着替える小部屋のカーテンの後ろに隠れてしまいたい
そう思って一歩踏み出すと
…目の前に置いてあったみっちーのスニーカーを踏んでしまって
ずてん、って音がしてわたしの体が前方によろけた
紫耀「…っぶね」
ダイブするみたいな形ですっ転んだわたしを
体ごと、がっしり受け止めてくれたセンパイ
「ご、ごめんなさい…っ」
こんな風に動揺して
慌てて転んでしまうのは何度目だろう、と自分でもあきれる
紫耀「…なんでそんな危なっかしいの」
「…すみません・・・っ」
センパイの前ではいつもカッコ悪いわたしなのに
センパイはいつでもカッコイイ
なんだかシンデレラとかのおとぎ話に出てくるような、
「・・・王子様みたい…」
紫耀「…なんだそれ(笑)」
センパイが『俺王子じゃないけどなぁー』って
ため息をつくのを聞いて
わたしの心の声を口に出してしまったんだってハッとした
「…いつも助けてくれるので、つい・・・//」
紫耀「当たり前でしょ、俺オトコだよ」
センパイの低い声に
また、ときめきがつもる
紫耀「それにそんなんじゃ、俺も目が離せないでしょ」
ぽん、ってわたしの頭をなでたセンパイと目が合って
ときめきと緊張の両方で高鳴るわたしの鼓動
それはまるで
好きが積もっていくのを実感していくみたいな
あまいあまい感情
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エリ(プロフ) - reeen1026さん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけてとっても嬉しいです♡これからも楽しんでいただけるように頑張って更新しますのでまたご感想お聞かせ頂けたら何よりです( ´艸｀)⌒☆ 引き続きよろしくお願いします♡ (2022年8月2日 23時) (
レス) id: 46ac8ccdd8 (このIDを非表示/違反報告)
reeen1026(プロフ) - 毎晩更新ありがとうございます！寝る前、こちらをみるのが日課になってます！これからも更新よろしくおねがいします (2022年8月2日 1時) (レス) @page7 id: b6bfcc2f76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリ
| 作成日時：2022年7月31日 0時
